自分にしかわからない‐ぼくの病休日記(11)

いろんな人に相談しては、「当たり前やん、そんなことで解決できたら自分はしんどくない。」って思いながら日々を過ごし、だんだんと「もうええわ」と感じるようになっていきました。

「自分のしんどさは、自分にしかわからない。」

長い年月が経った今もそう思います。

長い長い子どもとの一日を過ごしては、放課後になっては学年主任から逃げ惑う毎日。とはいえ、まったく話さないわけにもいかないので、自分から何気ない話題を振っては、いそいそと切り上げていきます。

主任の先生は悪くないのに、今の自分には、向き合う気力がない。主任の先生は良くしようとしてくれているのに。

毎日毎日周りの人に「だいじょうぶ」と言っては、放課後の教室で一人泣きます。

そんな日々が続いていき、疲弊していく。

「まだ一か月しか経ってない‥‥」


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