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地方サッカークラブのマネタイズ

昨日「FOOT×BRAIN」のオンラインセミナーを視聴した。
その中で、コロナ禍で発想転換しビジネスを起こしている2つの地方サッカークラブのケーススタディがあり、とても参考になった。

一つ目は、福島ユナイテッドFC
「農業部」という組織を立ち上げ、選手自身が福島で農業に取り組み、育てた野菜や果物をECで全国のファンに届ける。
地元の農家とJリーガーが同じ目線で取り組むことはファンにも支持される、良い取り組みだと思う。
実際に、ファンクラブの売上収入を農業収入が越えているらしい。

二つ目は、ガイナーレ鳥取
日本初のW杯出場の試合でジョホールバルで決勝点を挙げた”野人”岡野氏がいまGMを務めているチーム。
それだけでも話題性があるが、野人本人が広告塔を買って出て、
鳥取の特産物(蟹など)をクラウドファンディングで販売し、売上を選手獲得のための強化費に活用。鳥取が全国生産2位の無農薬の芝生も全国に販売しているらしい。
極めつけは、試合のない日に「夜宴スタジアム」と銘打ち、
スタジアムにサッカー観戦以外の価値定義(アトラクション化)をして、
ライトアップ、噴水、BBQ してもらうなど斬新な取り組みだと感じた。
https://www.gainare.co.jp/yaen/

今回の学びとしては、
・サッカークラブとして、地元の資産を最大限活用し、これまでにないジャンルでビジネスにトライして、マネタイズすることは可能。
・サッカーは基本ホームタウンビジネスだが、EC展開により、マーケットを広げることが可能になる。

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