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アメリカ留学から外資就職までの道のり:カリフォルニア大学語学学校での話

第二回目では、語学学校での体験談を書いていきます。
浪人生活を一年終えて、まずカリフォルニア大学アーバイン校の語学学校に入学することになりました。

語学学校時代の話

大学受験の経験がある私は、英語の読み書きは少し出来ていたが、全くスピーキングとリスニングができなかったため、いきなり大学に入学するのではなく、半年間カリフォルニア大学アーバイン校にある語学学校に通うことになりました。朝の8時から授業が始まり、昼の12時に授業が終わるといったスケジュールで、授業後は、自由行動になっており、それぞれ好きな行動をするようになってました。また語学学校入学後に最初に受けるテストでクラスのレベルが決まるようなシステムになっており、クラスメイトと授業後に遊ぼことが多かったです。

アメリカ生活での英語初心者が感じた壁

最初の三ヶ月は、基本的な日常会話も出来ず、レストランでの注文も手こずる程の英語力だっため、あまりアメリカでの生活には馴染めていなかったです。その当時の自分は、自分が何か発言をすることで、周りが自分の言っていることを理解出来ず困惑しているのを感じていたため、英語で発言することに消極的になってしまっていました。つまり、ミスをすることに怯え、積極的に行動する事が出来なくなってしまいました。また私生活では、慣れない寮生活の中で、初めての自炊をしなければならなかったため、同時に色々なことにストレスを感じていた事を今でも覚えています。
寮生活では、2 Bedroomのアパートに4人で暮らしており、必然的に同じ部屋のルームメイトとコミュニケーションをとる機会がとても多く、授業以外でも英語を喋る機会がとても多かったです。ただ生活習慣の違いなどでストレスに感じることも頻繁にありました。

寮の寝室

開き直りがきっかけで英語の上達が早くなる

しかしながら、半年後にコミュニティカレッジ(2年生の短期大学)に入学することが決まっていたので、あえて開き直って学校の授業に集中するのではなく、限られた語学学校での留学生活を楽しむことにしました。コミュニティカレッジ入学後の成績が4年制大学への編入でとても重視されるため入学後は勉強で忙しくなる事がわかっており、語学学校での生活を満喫することにしました。
最初の三ヶ月は、英語をどう上達すべきか考えていく中で、授業で質問にうまく回答できないことや私生活で英語が喋れないことで困ることが多くあったため、少しずつ自信を失いどこか消極的になっていく自分がいました。

ただ失敗を恐れるのではなく、楽しむことを意識しはじめてからは、外国人の友達と頻繁に遊びに行くが増え、英語を少しずつ喋れるようになり、英語発音やお互いの文化について教え合う関係になりました。その時の自分は、以前と真逆で授業で発言し、間違うことが恥ずかしく感じなくなっていました。毎日友達と遊ぶ中で英語に触れる機会が増え、より自信がついていくようになりました。

語学学校生活の終わり

半年の語学学校での生活は、あっという間に終わり、アメリカでの生活も少しずつ慣れていきました。語学学校が終わるタイミングで、短大入学のためのテストを無事合格することが出来て、隣町にあるオレンジコーストカレッジに入学することが決まりました。今思うと語学学校の半年間は、とても濃厚な時間で、新しい出会いと別れを繰り返していく中で、毎日とても刺激的な日々でした。

半年間の語学学校の生活を終えて感じたこと

半年という時間は、あっという間で正直な所、留学する人の英語のレベルによっては、半年間でビジネスレベルの英語力を習得するのは難しく感じました。ただ、私が一番感じたのは、語学力を上げることだけが語学留学において一番重要なことではなく、言葉も通じない環境で適応していく力や様々な文化に触れることで多角的な視点で物事を考えられるようになった事が、語学留学においてのメリットなのかなと思います。
また失敗を恐れるのではなく、開き直って色々なことにチャレンジしたことで、英語の上達が早く出来たことに繋がったのかなと思います。日本では、失敗することがダメな事と社会で長年教えられてきていると思うので、チャレンジすること自体に難しく感じる人もいると思いますが、留学中のみなさんには失敗を恐れず挑戦することで更に色々な経験が出来るようになると思います。

今回は、簡潔に語学学校での体験談を書きましたが、次回は、短大からカリフォルニア大学編入の話と卒業までの話を書こうと思います。
長々と書いてしまいましたが、読んで頂きありがとうございました。

本ブログスタートのきっかけと今後の発信内容

私が留学を終えて帰国して感じたのは、日本社会で英語を喋れないというだけで機会損失をしているケースが多いことや同じ業務でも外資と日系によって、給与が数倍の格差があるという事実です。

そこで私の経験がある留学人材紹介外資ITでの経験を活かし、グローバルで活躍が出来る人材育成のキャリアサポートの活動をしております。
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