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英語を学ぶ喜びを感じつつ、英語が上達したいあなたに!

こんにちは、井上大輔です。

今回はこのnoteを見てもらい、ありがとうございます。

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簡単な自己紹介

突然ですがちょっとだけ自己紹介をさせてもらうと、僕は早稲田大学第一文学部の英文学専修で、英語を学んだ後、修士からは同じ早稲田大学の文学研究科の仏文学専修の修士課程に進みました。そのあと第二言語習得理論とフランス言語学を学ぶべく上智大学の外国語学部専修の修士課程に進み、現在は上智大学外国語学部博士課程に在籍してフランス言語学の研究を続けつつ、個人で外国語を教える仕事をしています。教えるのは英語がメインですが、スペイン語やフランス語なども教えています。

こんな本を出したりしているので、もしかしたらご存知の方もいるかもしれません。

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5歳の時に腎臓病にかかり、医者に留学を止められていた経験から日本で英語を身につける方法を編み出し、そうした方法論と大学で学んだ第二言語習得理論を組み合わせる「武器としての多言語習得」というオンライン上の多言語学習講座を作ったところ、いろんな人が受講してくれて、こんな風に外国語が上達したという連絡をくれました。

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昨年メキシコにてスペイン語留学をしていた際に、
スペイン語だけでなく、英語ももう一度きちんと勉強
したいと思い立ち、カナダに短期留学することを決意した。
カナダへ行く前は全くとして英語が思い出せなかったので、
「武器としての多言語習得」で教えてもらったインプットの
方法を、メキシコの滞在先で色々と実践してから渡航した。すると予想に反して、語学学校の入学テストの結果から、
いきなり中級レベルのクラスに入ることができ、他の国の留学生からも
「え!まだカナダに来てそれだけの日数しか経ってないの?英語上手だね~!」と驚かれるようになった。
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井上 様
こんばんは、Sです。やっとこの時が来ました。1年半かかりましたが、ついに越えることが出来ました!900の壁をよじ登りました!
正直なところ、900に届いている実感はありませんでした。
でも結果は越えてました。
L475 R430 T905
結果はもちろん嬉しいですが、
自分で目標を設定し(現状からはかなり高いもの)
達成したことがまた嬉しいです。それが出来たのは井上先生の的確なご指導が
あったからこそ、挫けずに努力することが出来ました。道しるべの無い道を一人で歩いて目的地まで行くのは可能かもしれないですが、すごく大変です。井上先生と出会わなければ今の自分は存在していないです。
本当にありがとうございました。
しかし、900の壁の向こうにはまたまだ大地が広がっています。
やっと英語を武器にしていくスタートラインに立てた気持ちです。
長くなってしまいましたが、これからもご指導宜しくお願いします。
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これは教える立場としては本当に嬉しいことであり、結果を出してくれてよかったなと胸をなでおろす瞬間でもあります。

でも、一方、そうした中で気にかかることがありました。それが何かというと、もっと外国語を学ぶ喜びを伝える必要があるんじゃないだろうかということです。

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試験対策は役にたつけれど…

もちろん、資格試験に向けて勉強することは、英語学習においては重要なステップです。資格という枠組みの中で勉強するからこそ、効率的に学べることもたくさんありますし、そのなかで実力をつけたからこそ見えてくるものもあります。

井上自身、大学受験に向けて必死で勉強する中で英語の基礎力をつけ、それがその後の多言語習得の基礎になりました。また、今もスペイン語のdeleという試験のc2(英検1級の一つ上の級)に向けて勉強中であり、去年受けた段階でリスニングとリーディングは受かっています。ですので、試験の重要性を否定するわけではありません。

ですが、ここに一つ落とし穴があり、試験で一番結果を出す人のは、試験そのものに魅力を感じているというより、むしろ外国語を学ぶ喜びを感じている人です。例えば、英語であれば洋楽を通して英語のリズムを勝手に身につけ、海外ドラマや英米文学に興味があるから自然と英語圏の常識を学んでしまう。そんな人が、資格試験においても結果を出すし、会話も上達しやすいのです。

なぜなら、もともと英語圏の情報に興味があり、さらには洋楽や洋画などを見ることで英語のリズムが自然としみ込んでいるので、英語の勉強をすることが単なる知識の習得にとどまらず、自分が学んできた知識の意味づけにつながるので、そこに喜びが生じやすいからです。

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単なる”試験対策”と”楽しい英語”を超えて

実を言えば、かつての井上がそうでした。中学を卒業するときの春に、父親がNHKから出てた「洋楽で学ぶ英語」みたいなの買ってきて、それで、The BeatlesのIn my lifeが好きになり、そして、近くの明屋という本屋でRubber Soullを買って、それでそれを皮切りにどんどんビートルズのCDを買って、当時買ったウォークマンで、通学の行き帰りに聞きまくってたわけです。

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そしたら、高校一年だか二年のときだか忘れたんですが、当時ヨッサンという友達
がいて、彼がThe Sex PistolsのCDを貸してくれたんで、家に帰ってHoliday in the sunという曲を聞いてたら、ボーカルのジョニー・ロットンの声にバチコーンとやられてそれでピストルズにハマったわけです。

もちろん、聞いているのがパンクだから、全然勉強なんてしません。なので、英語の成績もよくなかった。例えば、The Sex PistolsのThe Great Rock N' Roll Swindleという曲の歌詞を覚えて、下記の部分にあるCauseやThe time is right to ~という表現を使って英作文をしたら、BecauseとIt is high timeというに訂正されました(笑)

>They all drowned when the air turned blue
>Cause we didn't give a toss
>Filthy lucre, isn't nothing new
>But we all get cash from the chaos

>[Chorus]
>The time is right to do it now
>The greatest rock and roll swindle
>The time is right to do it now

でも、それが良かった。高校三年生になって、英語の勉強を真面目にやり始めたら、そういう今までの蓄積が一気に役立って成績がスパンと上がったわけです。そして、その経験から言えば、その時に感じた「わからなかったものがわかるようになる喜び」、ここに英語学習の喜びがあるわけです。

教えていて思うのですが、こうした文化に触れるという経験なしに単純に資格試験の対策のみをしてしまうと、暗記ゲームになってしまうのでそもそも学校の勉強が得意な人を除いては上達しません。勉強が得意だった人が上達する。そういうルールになってしまうわけです。そして、そうした勉強が得意だった人でも、上の級に行くに従って出現頻度の低い表現が出てくるのに耐えきれず、脱落してしまう。

さらには、試験というのは英語圏の文化の一部のみを切り取ったものなので、あれだけを学んでいると実際に英語で話すときの文化の広がりに対応できない。なので、実際にコミュニケーションする段になると、齟齬を感じてしまうわけです。

じゃあ、そういう試験だったり、あとは難しい文法やボキャブラリーを除いて、ただ英語で楽しくコミュニケーションしよう、英米圏の文化に触れようというな教育がいいのかというと、それもまた違う。なぜかというと、そうした教育は今の自分にない新しい要素を学ぶことで、自分を成長させることができないからです。だから、最初のうちこそ楽しいですが、すぐ飽きが来てしまい、みんな学習をやめてしまうのです。

個人的には、「試験対策」と「楽しい英語」という対立は間違っていると思います。大切なのは、英語圏の文化に触れて今までの自分とは違う価値観を学びつつ、その価値観をより深く理解するために必要な新しい知識を学ぶことだと思います。そして、さらにはその過程を通して、今までの自分ではない新しい自分を構築すること、これこそが英語学習の喜びだと思いますし、そういうプロセスをたどるからこそ、英語学習が楽しく、試験でも結果が出せるようになるのです。

そうした、単なる「試験対策」や「楽しい英語」を超えたところにある、新しい文化に触れることで自己成長の喜びを感じる英語学習、これが井上の伝えたいものなのです。

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大人の学び直しのための場所

しかし、残念なことに、こうした喜びを感じながら英語学習をできる場所というのは、多くありません。個人的には、かつて在籍した早稲田大学第一文学部の英文学専修はそうした場所だったと思います。個人的には、通訳の先生に英語を学び、どちらかというとプラクティカルな英語学習の方に興味を感じていましたが、でも、それと同時に文学や演劇などを学ぶことができ、同時に音楽などについても興味を広げることができました。

ですが、今そういうことが可能かというと、なかなか難しいかと思います。なぜなら、ネットにより知識が細分化してしまったからです。ツイッターなどを見ていても、TOEIC好きの人はTOEIC好きで集まり、一方で英文学や英語学などに興味がある人はまた別のクラスタを構成し、なかなか交わることがありません。その結果、似たような領域でありながら、必要な知識が広がらず、損をしている…。そんな風に井上には見えます。

だからこそ、今回英語圏の文化とプラクティカルな語学の両方を同時に学ぶことを可能にすることで、英語を学ぶ喜びを感じながら上達できる! そんな場所を作ることにしました。興味がある人はぜひ、下記のリンクから登録ください。

最後になりますが、知らないことを学ぶこと、今まで理解できなかったことが理解できるようになることは楽しいことです。そして何よりも、今まで理解できなかったこと、苦手だったことが楽しく思えるようになるときほど、自分が成長する時はありません。井上も元々は理系で最初のうちは数学の方が得意でしたが、英米文化に触れ、そして英語を学ぶうちに、今までとは違う世界観に魅力を感じられるようになり、その結果今があります。

大切なのは、単に資格試験のために勉強することでもなければ、理解不可能な他者と格闘することで自己の成長する機会から目を背けて、単なる「楽しい」に堕することでもありません。文化を理解し、その中で言語に触れる中で自己超越を行う、そうした学びの喜びを感じてくれる人が一人でも増えればと思います。

というわけで、興味がある人はこちらに登録

では!

井上大輔

井上大輔プロフィール

英語・フランス語講師
ベストセラー語学著者

(英語・フランス語・スペイン語)出版翻訳者・フランス語学研究、
早稲田大学英文学専修、早稲田大学大学院文学部仏文学専修修士終了
上智大学外国部学部博士課程在籍。英語講師)


東京生まれ福岡育ち。大学受験で英語に目覚めて早稲田大学に進学。上智大学院で「第二言語習得理論」を学び、その理論を踏まえて、英語講師として23年間塾や予備校などで英語を指導。


2012年、オンラインで「武器としての多言語習得」を立ち上げ、そこで学んだ生徒さんでTOEIC900点を突破する方やUS CPAに合格する方が続出。

英会話の苦手意識を克服できたという声もたくさん届く。現在273名の方が受講中。ご自身も現在スペイン語最難関の試験に挑戦中。

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2015年1月号東洋経済掲載

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ELLE JAPON 2011年9月号 デジタル英語特集掲載

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CIRCUS 2011年9月号 英語特集掲載

高度な外国語力を身につけたい人、テストで結果を出したい人に向けて役立つ情報をつぶやき中。TOEIC980点。早稲田英文→早稲田仏文修士→上智外国語学部修士→上智大学博士課程在学中。英語・仏語・西語・伊語の参考書&翻訳書も出版。著書一覧→http://amzn.to/jzUDtr