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現代人に多くなった首の悩み

”首の悩み"顔の左右のバランスの悩み"顎関節症""二重あごやタルミあご"の悩みなど多々ありますが、これらの悩みを持つ全ての人のカラダの特徴として"痩せている""太っている"に関わらず「猫背」「前首」「前肩」になっていて重症になると「四十肩」「腰痛」「脚の歪みや不調」にまで連動してつながり不調になっています。

先日、あまりにも首周りの筋肉が硬く固まっていて、自分で回しただけで音が出るお客様が訪れました。
週2回も通院していて、一向に良くならず首を回さないように指示されているということでした。
「どういうことで首を回してはいけないのか?」と良く聴いてみてくださいとアドバイスし、回すことの弊害を考えてみました。
首周りの筋肉をほぐし、頭への血流やリンパ液の流れを良くすることは良いはずですが、目をつぶって回すことで耳石の位置が不安定になるのが良くない理由なのか?と思いあたりました。
左右の顔のバランスや肩の高さの左右差がある人は、頭痛や耳、のどの不調が共通しています。

是非、目をつぶらず目をしっかり開けたまま回してみてください。
回した後は、足底でしっかり床を押し、首を伸ばしましょう。
首周りの筋肉が硬く固まった人の首は伸びません。
前首や前肩、猫背で前方に傾き、首の頚椎が詰まって首の長さが短くなっている人も首が回りません。
首をほぐすには、前首、前肩、猫背直しをしながら目を開けしっかり頭蓋骨を垂直にしての左右回しは更におすすめです。
目の使い方を正しくし、視界を広げ首をほぐすエクササイズをご紹介します。

椅子に浅く腰掛けて両脚をそろえ、背筋を伸ばし右手をお腹に、左手は太ももの上に添えます。
踵を上げ、首を伸ばし、眼輪筋を意識して顔を動かさず左右・右斜め上下・左斜め上下に放物線をイメージして両目を動かします。


上記の体勢で、肩は動かさず頭を右に回し、その状態で放物線をイメージして左右・右斜め上下・左斜め上下に両目を動かします。同様に左に頭を回して行います。

非是、やってみて下さい。

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