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小さな共同体 声をかける

今回は知らない人とのつながりの作り方と、なぜそれが大事かを書きます。

多くの人はコンビニの店員さんや電車を待ってる人に声をかけることは無いと思います。
でも想像してみると誰かと話したいときや暇つぶしで、知らない人とももっと気軽にコミュニケーションをとれる国だったら、すごく楽しいのではないでしょうか?
例えば、赤ちゃんが泣いてお母さんが困っている時、またはお年寄りが何か困っている時等、そんな時に気軽に多くの人が声掛けしたら素敵だと思いませんか。
西加奈子さんの「くもをさがす」という本には、ゆとりのあるカナダのバンクーバーと、余裕が無い東京の対比が描かれています。
その原因が日本の土地の狭さや忙しさからくると著者は指摘します。

日本の田舎には声掛けの習慣が残っている所もあると思いますが、都会で暮らしていくためにどんな心構えが必要でしょうか?

まずは困っている人に対する想像力を持つことが大事です。
宮台真司さんはよく言っています。「仲間がほしければ困っている人を助ければいい」。または自分も助けてもらう。他人のことを考えられる環境づくりを始めましょう。毎日分刻みのスケジュールの人は、多少給料は下がってしまっても、時間にゆとりのある仕事を選ぶのも大事です。
その時通勤時間や休日で気づかなかった困っている人や、話してみたい店員さん等に気づくでしょう。

また地元の小さなスナックに行ってみるとか、自分の行動範囲に知り合いを増やしていくと、自分だけの共同体が作れると思います。

ぜひゆとりを持って優しい声掛けを始めましょう。

あまり外で働けない体なので、サポートいただけると嬉しいです。資料を買ったり、寄付したりなどに使います。よろしくお願いします。