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【妄想小説】卒業式

ここはほんわか女子高校。本日は卒業式です。
キーンコーンカーンコーン♪
クリ子「起立、礼、着席」

「はい、今日で3年D組の皆さんともお別れです。三年間の思い出、感慨深いものがありますね。昨日の放課後、みんなで集まって泣いてた事、先生は知ってるぞ!
 悲しいお知らせが一つあります。全員で卒業式を迎えたかったのですが、青子さんは残念ながら欠席です。なんでも水の張っていないプールで麻雀してて、近所の人に通報されたみたいです。女子校生ですからね。皆さんもわきまえましょう。
 今日は一人ずつ、みんなへの想い、みんなへのメッセージを発表してもらいたいと思ってます!」

琴子「ハイ、先生、オレから言わせてください!」

「おー、琴子ちゃん、オレ?まあいいか、それではどうぞ」

琴子「りり子ちゃんはピンクで、トラ子ちゃんは紫、クリ子ちゃんはレインボーでした!」

「なんの話ですか?」

琴子「ハイ!パンツの色ですな!」

「琴子ちゃん、バケツ持って廊下に立ってなさい!次に発表したい人は?」

あやめ子「ハイ」

「おー、あやめ子さん!岡山勢は元気ですね。先生も千鳥がスキです。遠慮なくどうぞ!」

あやめ子「ハイ、皆さんにどうしても伝えたいことがあります!今朝の私のウンコの色ですが...」

「廊下に立ってなさい!次の人は?」

カピ子「ハイ」

「ハイ、カピ子さん、どうぞよろしく!」

「もうすぐ春ですが、春といえばサンタさんじゃないですか!そんなサンタさんですが、普通に考えれば7時間で18億人へとプレゼントを配り終えなくてはなりませんので、それは老体のサンタさんにとって非常に厳しいプロジェクトです。
しかし、地球の自転と共に西へ向かってプレゼントを配送していけば、時差により行動時間はルール上32時間と増加するので多い日も安心ですね......」(引用です)

「ごめんなさい、意味が分かりません!廊下に立ってなさい!次の人」

クリ子「はい」

「おー、学級委員長のクリ子さん!むしろ、よくぞここまで黙っていられたもんだ!」

クリ子「はい、京成電鉄の話を二時間くらいたっぷりとお話したいにゃー。きっひっひっひっ!」

「はい、カピ子さんの隣で、廊下に直行!次の人は?」

ある子「はい」

「おー、ある子さん、お好きにどうぞ!」

「いえあ!!!!!!!!!」

「ハイ廊下ですね!次の人?」

りり子「はい」

「お〜、りり子さん。どうぞ!」

「私は、きらきらと光る水飴を見せびらかしたいです!」

「有料でどうぞ。廊下行きです!次に発表したい人は?」

ケン子「ハイ」

「おや、ケン子さん、どうぞ」

ケン子「あ、地震だ。お〜グラグラ。小倉パン!」

「30年後も親父ギャグを言ってること、先生は知ってるぞ!廊下へ。次の人」

サカイ子「ハイ」

「それでは、サカイ子さん、どうぞ!」

サカイ子「皆さんとの三年間の思い出を絵にしたいです!」

「ハイ、火曜日だけにしてください!ケン子さんの隣で立ってなさい!」

六子「ハイ!」

「六子さん、お待たせしました!」

六子「私の別名は御手洗リュウコ。特別な任務を背負ってますが、身体にはチップを埋め込まれ、いつも誰かに追われています!」

「気のせいです。廊下へ」

「ところでトラ子さん、さっきから俯いてばかりで何も言ってないけど、何かないですか?」

トラ子「お布団!」

そして、廊下には行列ができ、教室には誰もいなくなった。


(ぱひゅん)


全面的にごめんなさい!

問題があればその行を削除しますので、遠慮なく言ってね♪

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