言葉を浴びて、吐き出して
今日も沢山の本を読んだ。やはり本を読むことは楽しいなと感じるし、何より無心になることができ、その間は嫌なことをぐるぐると蘇らせることがないことが多いからだ。
昔からある特定の物事に対しては極端に集中することが多かった。
自分にとって一つの代表例がマンガだと思う。
精神的に参った時にいつもそばにあったのがマンガだったかのように思う。中学生の頃、イケてないどころか変わったところが多すぎて生きている価値なんぞないと感じてしまっていた。
そんな頃に休みの日に何度も何度も読み返していたマンガが『スケットダンス』と『宇宙兄弟』だ。
この二つのマンガの共通点として言えることは『多様性が認められている』という点が挙げられるだろう。
マンガを娯楽だと捉え、下に見る人もいるかもしれないが、自分は人間の心理描写を的確に捉えた自己理解と他者理解に求められる心理的成長を支えるツールになると思うし、日本が世界に誇る立派な文化遺産だと思う。
子どもの頃はイメージを膨らませることが苦手だったのでマンガばかり読んでいたが、最近はもっぱら活字を読んでいる状態もマンガを読んでいる時と同じぐらい集中していることが分かった。
鈴木涼美が小説を出していた。100ページ以上あったが、知的好奇心が上回り、一時間ぐらいで読み上げてしまった。心理学に関する本もパラパラ読みだが2冊目を通した。
素敵な言葉に出会いたい。それが自分にとって本とマンガを読み続ける理由だ。
一つだけ覚悟を決めた。また明日になったらブレるかもしれない。ただ、前には足をすすめたい。ただそれだけだ。
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