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看護師の苦手なお金の話(日本円編②)日本はちゃんとお金を増やせる国だよ!


上記の記事で日本円の凄さについて記載した。そこで今回は日本円の大きなメリットであるイールドギャップについて解説する。

○イールドギャップとは
 投資利回りと長期金利との差のことをいう。
 例)銀行からの100万円の融資を受けるときに3%の金利が発生するとする。
   その融資を受けた100万円を投資したときに、投資の利回りが8%だと5%の利益が発生する。
   この5%の利益のことをイールドギャップという。

○なぜ日本はイールドギャップを取れるのか
 日本は現在マイナス金利政策を取られており、銀行は日銀当座預金にお金を入れておくよりも融資する方が利益を取れることから、融資を受けやすい状況になっている。このことからもイールドギャップが取りやすいと言える。

○海外の場合はイールドギャップを取れるのか
 ガーナやインドなどの新興国だとイールドギャップは取りにくくなっている。
ガーナの金利は9.50%、インドは7.35%と高金利である。これは海外からお金を集めて成長しようとしているから高金利になっている。このような高金利の国の人々は株式投資をするよりも自国の銀行に貯金しておく方がお金は増えていく。しかしこれだけ高金利であるとインフレとなり、通貨の価値が下がる恐れがある。インフレとなり、通貨の価値が下がってしまったら、100円のものが1000円になったり、1000円のお金が100円と同じ価値になってしまう。どれだけ稼いでも良い生活にならないということが起こりうるのだ。

これらのように日本はイールドギャップを取れる数少ない国であることから、お金について知識をつけて自分の家族や大事な人、子孫を守れるような人が増えて行って欲しい。明日はマイナス金利について解説する記事を書く。質問があれば、インスタアカウントまでDMください。

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