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゛なぜ、いないの••゛から゛たしかにここにいる゛に変わっていく。そうするとなんとかなる。

映画『ラビットホール』から。

゛悲しみは消えるかしら。゛

゛私の場合は消えはしないずっと゛

(略)

゛のしかかっていた重い大きな石が
 小石に変わる゛

゛時には忘れさえするけど
 ふとポケットに手を入れると
 やっぱりある゛

(中略)

゛胸が震える、でもなんとかなる゛

(略)

そう、
゛ポケットの小石゛感が自分の中で生まれると、
゛なんとかなる゛

喪失体験の最中の方も経験後の方も、
この映画を観れば、少しでも
゛なんとかなる゛と感じてもらえるのでは
と思ってシェアしました。


喪失体験に対して゛乗り越える゛発想で取り組もうとすると、゛忘れなくては゛が先立って、余計に辛さが増すと思います。

無理に乗り越えなくても良い。

色んな想いが重なって自分から、出ては消え、していくのを他人事のよう眺めている自分を感じていくうちに、゛なぜ、いないの••゛が、だんだんと゛たしかにここにいる゛感じになれる時が来るから、その時まで待っている。

という方が自分らしい乗り越えかたでした。

私の場合は。

無理に乗り越えなくいても良い。

゛たしかにここにいる゛と感じられるように
なっていって、はたから見たら、乗り越えたと言われるようになっていた。

でも、ひとりでそう思えるようになるのは、
とても難しい。そんな時、共有してもらえる
相手として自分の存在が役に立てればと思います。話してみたいと感じてもらえた人がいたら話を聴きたいと思います。

#創作大賞2023
#エッセイ部門

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