就活を終えた今、私が思うこと

こんにちは!
21卒上智大学川西ゼミのシンジ(仮名)です。
第4回投稿は私の就活の失敗談(進路決めについて)についてお話ししようと思います。

<自己紹介>
・上智大学経済学部4年
・学生時代に力を入れたことはゼミとサークル
・業界はあんまり絞らず、東京勤務にこだわり就活

<就活の流れ>
・11月から徐々にインターンの選考を受けるもほぼ全落ち
・2月に唯一選考が通ったインターンから早期ルートで内定
・6月に第一志望群の企業に内定就活終了

<やったこと>
・自己分析
⇒複数のコミュニティの人と一緒に複数回行った。面白いことにコミュニティごとに他人から見える自分の特徴が違くて、複数の自分を発見し、面接で使えるさまざまな材料をゲット。これによって弱点を3つ教えてください、などのちょっと困る質問にも答えられた。
・とりあえずいろいろな選考にエントリー
⇒自分で対策とかがあまりできるタイプではなかったので実際の選考で練習しました。通ったらラッキーだし!

<就活を終えての感想>
東京勤務と給料にこだわりすぎてなんか心にしこりが残った。
やりたいことが途中でできたが、東京勤務と給料、待遇面が気になりすぎて会社選びの視野が狭まった状態で入社先を決め、なんだか、これでいいのだろうか、という気持ちになってしまった。
 
就活のことを考え出したのは9月ごろ。そのころから、ずっとなじみのある東京で人生を過ごしたいという想いがあった。周りの友達も東京勤務の就職先を探している人が多かったし、みんなが東京にいるなら自分もそうしたいと思った。それに加えてそれなりの給料が欲しかった。そのころから就活の軸は・東京勤務・高給料だった。それ以上のことは考えず、IT、コンサル、広告なんかがいいかなとか考えていた。
そんな感じで迎えた情報解禁の3月。ESとwebテストに追われる中、世の中はコロナのニュースばかりだった。ヨーロッパで医療崩壊がどうとかロックダウンだとか。

「これから襲い掛かる不況でどれだけの人が自殺に追い込まれるんだろう」

私には高校2年のときに身近な人が自殺したトラウマがある。当事者としてとてもつらい思いをした。自殺を少しでも減らすことに貢献できる仕事はないだろうか。いろいろな人に相談した。
相談したり調べたりして、
・キャリアアドバイザー
・web系企業や、通信キャリア業界の商品開発
がいいと思った。簡単に理由を説明すると、キャリアアドバイザーは人の生活のほとんどを占める「仕事」に貢献することで人の人生の幸福度に貢献して自殺が減ると思ったから。後者のweb系企業や、通信キャリア業界は商品やサービスの幅にほとんど制限がなく、そのときそのときの状況で困ってる人の助けになって自殺を減らせると思ったから。
いままで進路についてあんまり深く考えていなかった分、ある程度明確な進路が見つかり少しうれしくなったのを覚えている。ただ、その中で、確実に東京勤務かつ高給料の企業はなかった。まあ、内定もらってから考えればいい、と思い、もともと志望していた企業に加えてESをたくさん出した。
迎えた面接解禁の6月。6月11日に第一志望群のIT企業に内々定を頂いた。6月の面接ラッシュは本当にめんどくさかった。だから内々定を頂いたときに「もうここでいいや」という発想になってしまった。そうなってくるともう頭は就活終了モード。その時点で、3月に志望しだした人材業界の会社と大手通信キャリアの最終面接の案内が来ていたが、就活につかれ、3月時点の熱意が薄れていて、「勤務地も給料も微妙で嫌になりそう、いいや」となり最終面接を辞退した。今思えば受けてから考え直せばよかったのに、本当にバカだったと思う。
就活を終えて、結果には正直あまり不満はない。けれど、その結果にたどり着くプロセスでなんでもっと真剣に考えなかったのだろうという後悔はある。人生は一度きり。新卒で入る会社で人生が決まるわけではないが、入社後の生活はその後の人生に大きく影響する。このnoteを読んでくれたみんなにはもっと真剣に進路について考えてほしい。めんどくさくなっても妥協せず考えてほしい。

シンジ

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