ゆっくり通読しよう~ルカの福音書7章

1.百人隊長のしもべとやもめの息子

📖百人隊長の願い
百人隊長は、イエスさまがただ「病を治す人」ではなく、「権威ある方」であることを知っていた。分をわきまえて、ユダヤ人の長老を送ったり、わざわざ来られなくても「ただおことばをください」と言った。百人隊長のしもべが癒されたのは、願いが切実であったからというより、イエスさまが”これまで見たことがない”と褒められた信仰のため。
📖生き返ったやもめの息子の話
イエスさまは、やもめの息子が死んで担ぎ出されている場を通られただけだった。息子を母親に返してくださったのは、やもめが自分からイエスさまの所に来たわけでも必死に頼んだわけでもなくて、イエスさまがただ母親をみて、深くあわれまれたから。

「泣かなくてもよい」
なんて優しいことばだろう。

今までの癒しは、切実で、前6章での癒しは何か会堂でのショーのようだったけど、この7章でのみわざは人の心に寄り添った心温まるものだったと思いました。

2.バプテスマのヨハネの弟子たち

イエスさまはヨハネの弟子たちに、多くの人たちが直され貧しい者たちに福音が伝えられているよ、と言われた。バプテスマのヨハネはイエスさまの通る道を本当に忠実に整えてきたのだな。

そして、イエスさまを信じる者と信じない者が分かれた。
「わたしにつまずかない者は幸いです」

3.みあしに香油を塗った罪深い女の話

イエスさまを罪からの救い主であると信じ、できる限りを尽くし愛を示した罪深いこの女性。
一方、イエスさまを家に招きながらもてなしもせず心の中でつぶいている、興味本位なパリサイ人シモン。
自分に罪があることを認めない人は赦しも救いも必要としないから、主を愛することもない。

どのような深い罪であっても神さまは赦しを与えてくださることに感謝します。
一方、日常の小さな罪も罪なのになかなか認めることが難しいです。時に何が罪で何が罪でないかわからなくなってしまうこともあります。罪は手強いです。

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参考---ルカの福音書7章(新改訳2017)---


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