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どッきん☆どッきん☆メモリアルパレード
さて、そろそろ東京にこにこちゃん「どッきん☆どッきん☆メモリアルパレード」について語ろう。
単刀直入に言えば傑作だろう。これは間違いない。地蔵中毒、パブロ学級とコラボした「両頬ペチンペチン謝肉祭」で上演した短編作品を長編にした本作は初演よりさらに良くなっている。元々萩田という脚本家の性質上、初演と再演では内容をかなり変えてくる傾向にあり、どちらかといえば初演の方が評価されることがほとんどだが、今
さよならbye-bye、バイプレイヤー
先日、東京にこにこちゃんの「さよならbye-bye、バイプレイヤー」を観てきた。
ラストダンス以来1年ぶり。変わらず無茶苦茶で素晴らしい。個人的にはラストダンスよりこちらの方が好きだったかもしれない。
脚本は相変わらず荒唐無稽、稚拙でナンセンス。だがそれがいい、それでいい。そもそも最近は脚本に完璧を求めすぎる節がある。そんなもんいらない。ご都合主義万歳だ、バカヤロー
だいたい芝居なんてファン
東京にこにこちゃん上映会
前回東京にこにこちゃん「ラストダンスが悲しいのはイヤッッ」についての感想を書いて半年以上が経った。その間一切noteなんて書かずにいたが、現在その公演の動画が期間限定公開されているので、今一度この公演の感想を書こうと思う。
舞台演劇を映像で観ることに拒否感をしめす人間は少なくないと思うが、このコロナ渦において舞台演劇もオンラインで上映するという形式が増えた様に感じる。
改めて映像で舞台を観てみ
ラストダンスが悲しいのはイヤッッ
東京にこにこちゃん「ラストダンスが悲しいのはイヤッッ」を観劇して随分時間が経った。その間、俺は常にこの公演について考えていた。圧倒的な出来栄えの前に、もはや思考が追いついていなかったからだ。
考えがまとまった今、俺はこのnoteに感想を残そうと思う。
俺はにこにこちゃんの暴力性が好きだ。圧倒的暴力で客を殴りつけるその様は観ていて気持ちが良い。今回もそんな暴力性が全面に出ていた。
まずは脚本の