習慣化のマイナス面

習慣とは恐ろしいモノだ。ちょっと今日は用事が立て込んでこんな時間まで起きることになってしまったのだが、なんとなく普段通りに動いていないと気が済まない。最初は連続投稿○日目!を途切れさせるのが怖くて、毎日書いていたような節もあったが、今の感覚としては寝る前に歯磨きしている感覚と同じで、なんか書いとかないと罪悪感のようなものが生まれる気がする。

だからといって夜更かしするのも褒められたものではないので、今日は短めにしたいなと思っている。

以前、角界のそれなりの大御所というか、重要な役割を担っている人と友人の紹介で食事の席を設けてもらったことがある。私は学生のころから相撲に少しはまっていて、そのことを友人が話したことで盛り上がり是非一杯やろうという話になったらしい。この後も、巡業の席を優先して取っていただけたり、毎場所の番付をいただけたりするなどいろいろなお世話になっている。友人にもその方にも感謝している。

その食事会の際に「ルーティンを作るか否か」という話になった。その方はルーティンを作るタイプだったのだが、ひとつ欠点があるという話をしていた。それはルーティン通りに万が一進まなかった場合、負けてしまうというジンクスに発展してしまうことだ。人間の自己暗示能力は見過ごせるほど小さくはなく「プラセボ効果」にも代表されるように、たいていのことは思い込みでなんとかなる、と言われている。

ルーティンはその思い込みにプラスにも働くが、マイナスにも働く面があるということで一長一短なんだなあと思い直した。

普段作っている習慣というのも、小さなことが積み重なって大きな成果につながる一方で、それがかえって時間をブロックしてしまって融通が利かない、ということにもつながりかねない。今日も新しい習慣が予定通りに物事が進まなかったことが原因だった。時間の使い方には引き続き注意しながら改良していきたい。

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