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コミュニティの発展の流れ②

昨日のお題は「幹事力」ツイートのおすすめ3選②」。
すぐに活用できる考え方と、コツを共有しました。

①そもそも幹事とは?

②拍手のコツ

③集合写真の意味とコツ

今日のお題は「コミュニティの発展の流れ②」
コミュニティの発展は、人の動きのデザインに着目すると「1.思想のデザイン」→「2.集団のデザイン」→「3.習慣のデザイン」という流れとなります。先日の「コミュニティの発展の流れ①」はこれを踏まえつつ、コミュニティの発展を宗教の発展になぞらえ、「1.思想のデザイン」①教祖の開祖→「2.集団のデザイン」②弟子の誕生・教義の集約をまとめました。

今日は続きの③教義の経典化・経典の普及→④経典の一般化→⑤教会の誕生、についてまとめます

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③教義の経典化・経典の普及

「1.思想のデザイン」である「①教祖の誕生」の後に、「2.集団のデザイン」である「②弟子の誕生」が発生します。また、その弟子たちが教祖の教えをまとめたものが「教義」です。ここで再び活動は「1.思想のデザイン」へ戻り、「教義の経典化・経典の普及」に努めます。

「教義」とは「宗教の(各宗派の)教えの内容・主張」です。経典とは「宗教の道理を説いた大事な書物」のことです。イメージは、キリスト教で言うと、キリストの教えが教義、それを弟子たちがまとめた聖書が経典です。

コミュニティにおける「教義」は「旗」。教祖ならぬ幹事やコミュニティマネージャーなどが掲げて立ち上げるものです。すなわち、「1)何のために(目的)、2)何を目指し(目標)、3)何を(戦略)、4)どうする(戦術)集まりなのか」。コミュニティにおける「経典」は、この「目的」「目標」「戦略」「戦術」をまとめたものです。

その「経典」の内容に基づき、活動を行います。
例えば「コミュラボ」。「1)コミュニティを作ったり、入ったりする人を生み出す」ために「2)コミュニティのインキュベーションの場」として、「3)コミュニティの立ち上げ方を共有」したり、「3)実際に立ち上げを支援したり」するために「4)熱量の高い人を集めた3ヶ月間のゼミ」や「4)動かしたい人を集めたラボのラボ」をやっています。

こうした活動を通じて、参加者自身が当初目指した姿を実現することにより、経典が普及していきます。

課題は、そもそも「教義」が不明瞭で教義がまとめられないこと、「経典」にする時間がないことなどです。

④経典の一般化

「教義」に基づく活動が行われ、だんだん知られていくことです。

この課題は、活動の規模が小さい、頻度が少ない、効果的な告知ができていない、などが考えられます。また、教義の解釈がさまざまになされ、参加者がまとまらないことや、逆に信者が集まりすぎ集団で活動する際の「規範」が必要となることなどが想定されます。

⑤教会の誕生

競技がまとまると、信者(参加者)はそれに基づいて活動します。すると、新たな仲間が誕生し、集まり、まとまり始めます。その信者の「地域」ごとなどにできる「まとまり」を「教会」になぞらえています。

課題は、なかなかまとまらないこと、まとまった人数が多くなりすぎて規範の浸透が進まず、集まりとして成立しないことなどです。

まとめ

コミュニティの発展は、人の動きのデザインに着目すると「1.思想のデザイン」→「2.集団のデザイン」→「3.習慣のデザイン」という流れ、と言えるでしょう。

その流れに沿って、発展の流れを宗教になぞらえると、①教祖による開祖→②弟子の誕生・教義の集約→③教義の経典化・経典の普及→④経典の一般化→⑤教会の誕生、という動きになると思います。

おおよそ、どんなコミュニティもこの流れ・動きをたどると考えられます。ご自身が立ち上げる際はどの段階なのか、つまずいていたら課題は何か、などを考える際の参考になれば、嬉しいです。

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