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人間の記憶が捉えている特徴


まず記憶の機能としては、短期貯蔵庫と長期貯蔵庫の2貯蔵庫モデルが考えられ、

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短期貯蔵庫の容量には一定の限界があり、しかも、情報をそのままにしておくと、大体30秒以内に消失してしまいます。

例えば、友達に美味しいラーメン屋さんがあると言われたとします。
私はそもそもラーメンが好きではないので、一緒に食べたとしても、

気づいたら、そのラーメン屋さんがどこにあるのか、店名はなんだったのか、

そして、そのラーメン屋さんで何がお勧めで、何が有名なのかも覚えていません。

それらの原因としては、短期貯蔵庫が入ってくる情報に対して、この情報は大切だから憶えておこうとか、この情報は忘れても構わないとかいう判断に基づいて、短期貯蔵庫では情報をコントロールしている。と、考えられます。

そう考えると、人間はある意味自分勝手、常に自分の都合に合わせていますよね

なんだか、不思議で面白く感じますね。

ですが、嫌なことがっても短期貯蔵庫を考えると気持ちが楽になりませんか?


 では、長期貯蔵庫はどうなってるのでしょう。

長期貯蔵庫では容量に制限がないので、膨大な量の情報が貯蔵されていると考えられます。


だから、長期貯蔵庫の中がどうなってるのかは、よくわかりません。
また、情報処理の過程では下記が必要になります。

○入力
○処理
○出力


もっと、詳しく説明すると

短期貯蔵庫は“ワーキングメモリ”と名付けられているが、
長期貯蔵庫の中には、エピソード記憶、意味記憶、知覚表象システム、手続き記憶、展望記憶、メタ記憶が記載されている。意識的では覚えてないが、勝手に体が動くのもそれらに関わりがあると私は思いました。

また短期記憶は作動記憶、長期記憶は貯蔵記憶ともいいます。

より深いレベルの処理になると忘れにくくなるというのは、再認識率が高くなるからです。

だがしかし、忘れにくくするにはリハーサルの量だけでなく質も重要なのです。


長期貯蔵庫に含まれるエピソード記憶と意味記憶について話していきたいとおもいます。

① エピソード記憶とは時間的空間的に定まれた経験の記憶である。
例えば思い出


具体例で説明すると
夏休みに名古屋に遊びに行った、高校の卒業式で号泣したなど


個人が過去に経験したことに対する記憶です。
そして、私自身が思うエピソード記憶は傷みやすく、調子がわるいと、実現できなくなることです。

自分の例を出すと
熱とか具合が悪いとき、簡単なことはできても、難しいことにはちょっと無理を感じました。

② 意味記憶とは外から入って記憶のうち意味あるものが登録される。そして、繰り返しにより発達する。

なので、世界の共通認識、いわば常識に関する記憶、主に言葉で構成されており、脳内辞書ともいえる。(入力情報と関連する事実と照らし合わせる手続きがあるため、意味記憶はエピソード記憶よりしっかり刻みこまれている)


最後になりますが、今個人的に気になっているのが、画像の記憶は名付けによりどう変わるかです。

実際に、われわれの思考形成は視覚からだけでなく、色々な相互作用が不段に行われた結果だとおもいます。
一般に視覚という一次的な心理機能が言語という高度の心理機能を規定するのだと私は思ってます。
もともと、視覚やそのたの感覚に、よって外界を認知することから、言語いぇ思考概念が生じたと考えられいて、心理的構造にあたっては、言語という高度の心理機能が視覚という一次的な心理機能に影響を与えることもあるのではないかと思いました。
言葉の力は歪みにくいが、画像の記憶は歪み安い。

これが今の私の答えです。


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