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授業確認表の使い方
お越しいただきありがとうございます。
受験コーディネーターの廣川です。
今回が14回目の投稿になります。
前回の書きました『毎日の授業の確認をすることが最も重要な学習方法』のやり方などを書いていきます。
授業確認表って
ある女子高の校長先生が、やはりそのことを重要視していて、手段を考えたそうです。
ポイントは、その日の授業内容をその日のうちに思い出して、自分の中で確認することです。
そこで校長先生は、ノートの1ページほどの大きさに、1限目から7限目までを、科目、教科書のページ、プリントの内容、その他(問題集、副読本など)、授業の内容の要点をすべて書き入れます。
これを実行していくと、想像通り生徒の得点力が上がったそうです。
ただ、これを中学生にやらせるとなるとかなり難しいと思います。
試しに、成績がそこそこの我が子にやらせてみると、まず表に記入して完成させることが容易ではないことがわかりました。
名門女子高に通える学力があって初めて可能な方法だと思い知らされました。
それでも、このやり方は理にかなっているので、もっと書きやすく続けやすい方法を考えました。
もちろん、校長先生方式でやれる生徒はやって下さい。何倍もパワーアップするはずです。残念ながら、自分が担当している生徒はSOSを出した状態から呼ばれることが多いので、校長先生方式は難しいです。
受験コーディネーター方式とは
それでは、受験コーディネーター方式はというと、かなりシンプルです。用紙はA4サイズに1週間分が書ける仕様になっていて、1日分が4段だけになっています。
下にファイルを入れてみましたが、シンプルなのでご自身で作られた方が良いかもしれません
表の4段を上からA、B、C、Dとします。
A段に科目名(社会科は歴史、地理、公民)を書く。
B段に授業でやった教科書のページを書く。
C段に教科書準拠ワークの、その授業の対応ページを書く。
D段に授業で使ったプリント名を書き、そのプリントに日付を書く。プリントが無ければ「×」を書く。
これで表の書き込みは完成です。多くても6限分くらいだと思います。書き込むだけでは10分ほどで書きあがるでしょう。
記入したら、記入しながらでも良いのですが、授業の内容を確認していきます。
まず五教科から
国語 授業でやったところを音読(2回以上)して、ワークの該当箇所をやる。
数学 授業でやったところのワークの該当箇所をやる。
英語 授業でやっているところを教科書のQRコードから音声を聴いて読む。ワークの該当箇所をやり、単語練習をする。
社会 授業でやったところを音読(2回以上)して、ワークの該当箇所をやる。
理科 授業でやったところを音読(2回以上)して、ワークの該当箇所をやる。
他の四教科は、表に書き入れて教科書やプリントの確認でよいでしょう。
1日に五教科が全部あることは珍しいと思うので、ここまでやっても30分~40分でしょう。
あとは家庭学習(自主学習等)をやります。お薦めは
計算
英単語練習
ワークの繰り返し練習
授業確認表の記入時にワークの問題がわからなかったら、授業で聞き逃した可能性があるので、早い段階で質問をしましょう。
誰に質問しても良いですが、学校の先生に質問すると「勉強しているアピール」にもなりますので、お薦めです。
中学生の学習時間は、学年プラス1時間以上が必要だと言われています。
上記のようにやれば、十分に学習出来ますので、ぜひ参考にしてください。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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