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部活動に思うこと

 お越しいただきありがとうございます。

 受験コーディネーターの廣川です。

 34回目の投稿です。


 今回は、部活動について書いていこうと思います。

部活動の危機

 現在は部活動の地域移行が進められる状況になっています。部活動を学校から地域に、つまり自治体に任せようということです。地域のクラブチームで、いわゆる部活動を担わせて、学校の先生の負担を軽減すると言っていますが、元々、スポーツ省で言い出し、文部科学省がそれに乗った形で進んでいる政策です。だから、最初から別々の話で地方が翻弄されることになります。

 中学校がひとつだけしか無いような自治体では、部活動が出来なくなります。現状で言うと、中学生でスポーツを進路などに使う、あるいはその競技で全国大会を目指すような生徒は、すでにクラブチームで競技をしています。それで中学校の部活動には参加していない場合もありますし、参加していても同一競技では大会に出られない競技もあるので、人数が必要な競技である野球やサッカーなどは、地方では部活動が成り立たなくなっています。

 ただ競技によっては、住所のある場所のクラブチームでないと大会に出場出来ないものもあります。これはより地方の部活動を厳しくすることになります。従来の部活動は、あと数年で出来なくなるでしょう。

 早々にそれを危ぶんだ自治体は、国や都道府県の指示を待たずに手を打っていますが、多くの自治体は指示を待っているようです。残念ですが、地方では先に手を打たなければ、部活動はほぼ出来なくなってしまうでしょう。

問題解決案

 ご存知の通り、部活動は、今は平日1日、土日はどちらか1日の二日は休みにしなければいけません。先生の負担を軽減することが目的だとしていますが、多くの先生は顧問をしたがらないそうです。業務が多すぎてブラックだと言われて、先生になろうとする方も減っているそうです。

 個人的見解ですが、先生の人数を増やせば多くの問題は減らせると思います。都道府県の教育を統括する組織は、先生を減らすことにとても力を入れているように感じます。もちろん人件費という経費は大きいですが、不登校の生徒が令和5年11月の報告で約30万人いるのも、先生が少ないことが影響しているのではと感じています。

 我が家の子どもたちもそれぞれ部活動をしています。顧問の先生にはいろいろな方がおられました。先生がみんな立派な方ではないことも思い知らされましたが、多くの先生は、有難いことに『部活動は教育の一環である』と指導してくださいます。

 自分も部活動は、やった方が良いと思っています。その時にしか出来ないことなので、勉強以外にも毎日頑張れることがあるのはバランスが取れて良いと思います。一生懸命に取り組めることがあるのが大事です。

 では、どんな効果があるのかを書いていこうと思いますが、前振りが長くなってしまったので、次回に引き続き書きますのでよろしくお願いいたします。


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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