伝え方
主体的に学習に取り組む態度
↑をどういう風に子どもに伝えたら分かりやすいだろう,と考えています。
・提出してもらったノートの内容
・授業中の学習への積極的な参加
・課題に対する取り組みの状況
分かりにくいな,と思っています。
なんだか教師からの押し付けになっちゃいそうとも思います。
いっそのこと無くてもいい,とさえ思ってしまうときもあります。
文部科学省からは,それを明確に子どもたちに示すように,と言われていますが,それがとても難しいのです。
僕たち教員にとって「明確」では不十分で,子どもたちにとって「明確」でないといけません。
今日の朝,こんな感じで伝えたら分かりやすいんじゃないかな,ということを思いついたので,そのまま書いてみます。
学習を,自転車で例えてみます。
あなたは,自転車でどこかに出かけようとしています。
この場合,目的地が目標になります。
まずは,自転車を動かすパワー(力)が必要です。
ペダルをガンガンこぐ力です。
パワー(力)のある人は,どんどん進むことができます。
次に,自転車のハンドルやギア(方向性,適切さ)を状況に応じて使う必要があります。
ペダルをこぐ力があっても,ハンドルが目的地と違う方向を向いていたら到着しません。
また,上り坂をトップギアで進むことは力の無駄です。
学習も同じように考えてみたらどうでしょうか。
目標に向かうパワーと,目標に向かう方向性と適切さのハンドルとギアを意識して進めてみましょう。
パワーが足りないなら,誰かに後ろから押してもらうか,前から引っ張ってもらいましょう。
方向が分からなければ,これも誰かにハンドルを握ってもらえばいい。
状況にあったギアも,周りを見たらきっとわかる。
自分なりのパワーやハンドルやギアを見つけましょう。
「最初はダメだったけど,こんなことしたらうまくいったよ」
「○○ちゃんの考えを聞いたら,そっちの方が良さそうって思ったんだ」
「うまくいったときと同じようにやってみたら,やっぱりうまくいった」
もし見つかったら,先生にも教えてください。
林
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