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過剰包装が気になる。



1ヶ月ほど前に職場の先輩が、私が好きだと言った、
マカロンをくれた。
ちょうどバレンタインデーの時期だ。

自分で買うには贅沢そうな、上品な箱と袋にきれいに整列しているマカロンはとても愛おしかった。

言うまでもなく、とびきり美味しかった。


そしてお返しをしなければ私の気が済まないので

先日、そのお返しを求め、おしゃれなお店に寄った。

そのお店で、ハンドクリームとバスソルトを選び包んで貰ったのだが
思いの外、豪華に包まれてしまった。
小さくコンパクトに大げさにならずにお返しがしたかった。

自分用に買ったハンカチは、100%リサイクル素材で作られていて、
アパレルの裁断で出たはぎれ布を使用したりしているその過程が気に入って購入したのだが、これまたプレゼントか?と言いたくなるほどの美しい紙袋に入れてくれていた。

お店の方にこんな風に包んでほしいとかハンカチはそのままくださいって
言うべきだったのだろうか。
でもとても丁寧に包んでくれたし、対応に不満があった訳では無い。

ただ、そこには価値観の違いがあったと思う。

ここまで読んでくれた人、
あれ、マカロンの包装については気にならなかったの?
って思ったかな。


実はこのバレンタインデーからホワイトデーの1ヶ月の間に聞いた、
ホセ・ムヒカさんの言葉やスピーチが私に影響を与えてる。

たった1つの商品に3つ4つのパッケージが作られます。
70~90億人が今の先進国のような生活スタイルを送ると地球は耐えられないでしょう。

ホセ・ムヒカ

貧しい暮らしをしなさいと言っているのではありません。
耐久性に優れ、再利用が可能な商品を選ぶべきです。
たとえコストが高くなってもです。
これは若い皆さんが挑む戦いだと思います。

ホセ・ムヒカ


この方の話を聞くまでは考えたこともなかった。
生まれてからそれが当たり前だったから。

江戸時代の暮らしをするべきだとか、そこまでじゃなくて

個包装のお菓子は食べるし
洗剤も使う。
車にも乗る。

でもやっぱりできることはやらないといけないと思った。

一度買ったものは大切に長く使うとかも大事よね。

メンテナンスしながら使う方が、新品を買うよりコストがかかってしまうとしても。

長く付き合っていくうちに愛着のわくものもあるね。



少し話が逸れたけど、、

素敵な包装はやっぱり心ときめくし
全くないとなるとさみしいのかもしれないけど
素材を意識したりはしてみようかなあ。

たまにお店でおばちゃんとかおじちゃん(主に年上の世代の方)が、
あー!そんなきれいな袋入れなくていい!勿体ない!って言いながら
商品を自分のかばんに直接しまう光景。

あれを見習おうと思った。最高にエコだよなあ。

あんなふうにできるかな。





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