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アジアの純真2023① TRANSIT

深夜特急

2/27(月)~3/10(金)で、人生初の海外へ行ってきました!行き先はネパール。初の海外旅行地にしてはずいぶんと渋い場所ですが、コロナ禍が落ち着き始めようやく復活した大学の協定校プログラムを利用する形になりました。
大学1年の春に短期で中国(武漢、上海)へ行く予定だったのがコロナで中止になってから、はや3年。
コロナ禍を耐え抜いてきた学部生活の集大成として、神々しい世界の屋根と、成長著しいアジアの熱気と喧騒を全身で感じる旅となりました。
団体旅行ではありますが、いつもの日常からちょっとだけ「脱獄」して、今の年齢だからこそ持ち得る感性で自分なりの「深夜特急」に乗ってみた2週間。

毎度お馴染みの長期旅note、今回も始まります。

気をつけて、しかし恐れずに。

新千歳空港

協定校のあるネパール第2の都市ポカラまで、新千歳~バンコク~カトマンズ~ポカラと飛行機を3度乗り継ぎ、2日間をかけて移動する今回。
新千歳~バンコク便が10時発ということもあり、余裕を持って千歳市内にて前泊でした。
東室蘭から特急すずらん(北斗でもいいけど)で1時間足らずで到着してしまう千歳エリア。最近はコロナ禍で飛行機に乗る機会が少なかったので勝手に心理的距離を感じていたけれど、意外と近い千歳。今年は飛行機に乗る機会が増えるので、たくさんお世話になろうと思います。

15時に前泊先入り。明日の下見も兼ねて夕食は空港で取ることに。
ちとせ割のクーポンを使い切るために函太郎とか松尾ジンギスカンあたりを狙ってみるも、ちょうど夕食の混雑時に重なり入れず…。
滑り込んだ小樽三幸さんの「スパカツ」と「なると」に大満足でした。

道民目線からすると、久しぶりの新千歳空港は「観光客目線での北海道」をたっぷり感じる場所でしたが、最近の旅がフェリーばかりになっていたので、空港にいるだけで感じる独特のワクワク感は新鮮でした。

THAI

2/28(火)。新千歳バンコク便でまずはトランジット先のタイへ。

人生初の国際線。7時間のフライトの始まりです。
運良く窓側席で天気も良かったので、機窓からの眺めは最高でした。
北海道から日本を縦断し、台湾、ベトナムと南下するルート。
それでは、シリーズ「フォルダが潤うタイ航空」にしばしお付き合いくださいませ。

苫小牧上空 ブロッケン現象に遭遇
室蘭上空 中盤に伊達市街 奥には洞爺湖が見えます
佐渡
能登半島
中国地方 奥に見えるのはきっと大山(鳥取県)
瀬戸大橋
四国
屋久島!! 
台湾南端付近
機内食

定刻通り15:50 タイのスワンナプーム国際空港到着。
敷地面積は成田空港の3倍という巨大施設です。

サンスクリット由来と聞いて納得のタイ語
ネパール語もそうらしい

所属事務所を聞かれて係官にネタ見せをする…ということはもちろんなく笑笑、順調にイミグレーションを通過し「エアポートレイル」に乗り込んでバンコクの中心部へと向かいました。

タイの円形の切符

車窓から眺めたバンコクは成長著しい大都会。その一方で、街を歩いているとバイクやトゥクトゥクが歩行者の間を通り抜けていく騒々しさがあり、街の匂いや雰囲気もはるばる東南アジアに来たことを思わせてくれる深夜特急感溢れるものでした。自分にとってパスポート上の人生初海外となったタイ。一日しか滞在できなかったので、いつかじっくり訪れてみたい国。プーケットにハマるタイプではないので、チェンマイに行ってみたい。

トゥクトゥク(日本の人力車のような立ち位置なのかな)

到着後は全体で中華系の夕食を食べ、その後はホテル周辺を観光。
バイヨークスカイタワーから夜景を見たり、ナイトマーケットを散策したり。一日限りの、そして初めての異国の夜を満喫しました。
タイマッサージ店の人と片言ではあるけど英語でコミュニケーション取れたのはとても嬉しかった。

タイ米のチャーハンは絶品だった(食べかけですみません…)
バイヨークスカイタワーからの眺め(さすがASEAN随一の大都会)
街中には普通にコンビニ

明けて3/1(水)。いよいよネパールへ飛ぶ日です。
まずは首都カトマンズまで3時間のフライト。
ミャンマー、インドを超える壮大な旅のはずですが、前日の7時間フライトに比べるとあっさりした印象を持ってしまいます。

バンコクの朝
転がる岩、君に朝が降る

カトマンズ便は、赤い僧衣を纏ったチベット仏教の僧侶も乗り込んでいて、いよいよヒマラヤ山麓に行くんだな…という気分が高まります。飛行機からは、山座同定はできなかったけれどエベレスト山群方面の山々が見えました。これまで数多の登山家、冒険家が経験してきたのと同じ景色を見ていることにひたすら感動してばかりでした。


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