#06 【1-4】中間管理職で苦痛だったこと(前回の書き忘れ)
前回【1-3】にて、うつ病でとりあえず1ヶ月休職というところまで書きました。
今日は前回書き忘れてしまった、私が苦痛だったこと(うつ病になる影響を与えたもの)を書きます。
それは「部下の査定」です。
私がいた会社ですと1年間で賞与2回と昇給1回の計3回、部下ひとりひとりを査定しなければなりません(当時)。
項目があってそれに沿って点数を付け、要するにランク付けするんですね。
項目の内容や何点満点だったか等は忘れてしまいましたが、とにかく「査定」という行為自体が辛くて・・・。
確かに一人一人能力には差がありますし、仕事の忙しさや、下に付くトレーサーさんや若手くんの出来なども、仕事の成果に表れてしまいます。
客先の担当者の質も影響を与えます。
そういうのは管理職が事前に理解しているので、そのあたりも加味して査定していきます。
この時点で頭はパンク状態なのですが、考えれば考えるほど、
「みんな自分のレベルに応じて一生懸命やっている。サボっているヤツなどいない。全員Aでいいじゃないか。」
という答えに行き着いてしまうのです…。
でも、査定はA~Fランクの6段階だったとすると、各ランクに割り当てられる人数が決められています。
なので、どんなに全員頑張っていると思っても、6段階に分けざるを得ないんです・・・。
まずこれを課の中で行い、その後は社内全体で「彼はAだ」「いやうちのがAだ」と、課をまたいでやり合うわけです・・・。
こんなの、私には耐えられませんでした・・・。
過去17年間、私を査定してくれた歴代課長さんには感謝しますが、こんなことをやっていたのかと思ったら、ぞっとしました。
あれからもう16年も経っているので、今はもっと違う査定方法が用いられていることを願っています・・・。
今回は短いですが、これで終わりにします。
休職してからのことは次回に。すみません・・・。
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