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ベネフィット・ステーションを導入!

今年度から、新たな福利厚生として、ベネフィット・ステーションを導入しました!ユニオンとも協議を重ねながら、健康経営のさらなる推進と従業員の多様で豊かな自己実現を支援します。

1.ベネフィット・ステーション導入の目的

法定外の福利厚生って、導入のハードルが高いと言われていますよね。その昔、教育研修を生業とする企業に勤めていたころ、「企業が予算を見直すとき、真っ先に検討されがちなのが研修や福利厚生」と教えられたことがあります。

そんな福利厚生サービスですが、どうしても今以上に充実させたくて、ベネフィット・ステーションに注目しました。導入している企業さんも多いと思いますが、ベネフィット・ステーションは、導入企業の従業員がそれぞれ利用したいサービスを選べる、福利厚生パッケージサービスです。私たちは導入に向けてユニオンと協議を重ねました。

どうしてもベネフィット・ステーションを導入したかった理由は2つ。

☝ひとつめは、健康経営のさらなる推進です。育児や介護の金銭的な支援や、禁煙対策、学びや余暇のために時間をつくるきっかけづくり(ワークライフバランス)に一役も二役も買ってくれると思ったからです。

✌ふたつめは、ベネフィット・ステーションの導入企業が利用できる、「ベネワン・プラットフォーム(以下、ベネワン)」という従業員の人事・健康データの「⼀元管理」「可視化」が可能なサービスです。これを利用できることは、健康経営を推し進める私たちにとって、大変大きな魅力でした。『健康データやストレスチェックを一元管理したい』『限られた人員で、効率的に産業保健周りの運用を行うためにITを活用したい』『人事が見るだけではなくて、従業員自身も自分で確認・意識できるようにしたい』という思いがあったのです。

2.導入後の苦労

まずは従業員のアカウント登録。せっかく導入したサービスだから、たくさんの人に活用してもらいたい!しかし、キモチが逸る一方で、なかなか思ったように数字が伸びない・・・
4月の実績は、登録率20.6% サービスの利用率は6%に留まりました。

大きな壁です。ここをどうやって伸ばしていくのかが課題です。

社内イントラや経営会議での告知はもちろんのこと、ユニオンの会報誌や掲示板等でも積極的にPR。

また、「ストレスチェックをベネワンで実施する」ことも決めていたので、ストレスチェック回答率100%を目標にかかげる富士薬品としては、アカウント登録率100%はマストです。
*ストレスチェックを実施するためには、アカウント登録が必須なのです*

3.今後の展望

先週から、ストレスチェックを開始しました。アカウント未登録には、各部門と連携して声がけを行しています。ストレスチェック100%回答を目標に声がけをしているので、このタイミングでアカウント登録もググっと伸びるはず・・・!

ただ、ストレスチェックについても、数字だけを求めているのでは実のある健康経営にはなりません。「何のためにやっているのか?」「結果をどう活用するのか?」ということを、産業医からの講和としてWebで聴講してもらえる環境を今年は作ってみました。

会社として、少しでもストレスを感じている人が気軽に相談できる環境を作ることが大切です。ストレスを蓄積させ、本格的に不調に陥ってしまう前に、相談していただくことで「予防」につながると考えています。

こうした取り組みの効果なのか、従業員の産業医面談の活用に対する認知と理解が進んできた感じがあります。

ベネフィット・ステーション導入から話がそれましたが、いずれも従業員の皆さんが、イキイキ幸せにその持てる力を発揮し“つづけ”られる職場環境づくりの取り組みです。

富士薬品グループのスローガン 「とどけ、元気。つづけ、元気。」を実現できる企業で在り続けるために、実のある健康経営に向けて、これからも改善しながら施策に取り組んでまいります。

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