視座を上げて役割を破壊する
こんにちは、メディカルフォースで事業開発をしている田村です。
23年12月にセールスとして入社し、24年1月より事業開発に転身しました。
このスピード感はこの規模のベンチャーでしか味わえないものだなと、今は前向きに捉えることができています。ただ、自分の中で消化するまでに少し時間が掛かってしまったのも事実です。
なぜ即座に消化して前を向くことができなかったのか。
辿り着いた1つの答えが視座の低下です。
非連続的な事業成長のために何をするか
SaaSはThe Model型の組織が一般的であり、与えられた役割に集中できる一方で視座が低くなる傾向にあると感じています。
セールス組織を分解したIS・FS・CSとして成果を求められるため、結果を出すためにその役割を果たせば良いという発想になりやすいということです。
当然、与えられたポジションで成果を出すことは大切です。
ただ、非連続的な事業成長を果たそうとするベンチャーで求められるのは1歩ずつの進化ではなく、100歩ずつの進化だと思います。
そう考えると、FSなど1つの役割に執着するよりもセールスという組織をどう動かすか考えた方が物事を大きく動かすイメージができるかと思います。
もっといえば、セールスという組織よりも事業をどう動かすか考えた方が100歩ずつの進化が描きやすくなるのです。
私は、セールスとして成果を出したいという欲が強かったために、事業開発に転身したときに前述のような考えを持つことができず、目先のタスクをこなしているだけになっていました。
例えば、『WBSを作成する』や『LP要件を描く』など書けばプロジェクトマネージャーらしい姿を見せることはできますが、結局ゴールを『100歩進化すること』に設定できていなければただタスクをこなしているだけに過ぎません。
与えるのは目標ではなくイシューが良い
ここまでを読んで「なるほど、事業の100歩先を考えれば良いのか」と思って本当に考えられる人は一部の人ではないでしょうか。私もそうです。
では、全員の視座を上げるためにはどうしたら良いか。それは、イシューを与えることだと思います。
下記は、SmartHR創業者である宮田昇始さんが『権限委譲する技術』というタイトルでブログに書かれていた内容です。
ベンチャーにおいてHowが決まっていることは稀であり、ほとんどの場合は不確実性を含んだ状況でPDCAを回していることだろうと思います。
誰も正解を知らない状況だからこそ、TODOではなくイシューを与えることで個々で最善策を考えてアクションを取ることが大事なのだと思います。
弊社内でも、KPIの数値を追ってアクションを切っていたメンバーが、イシューを捉えた瞬間からアクションの質が変わったのを目にしています。こうなると数値の裏側にあるものが見えてくるため、会話の質も変わってきます。
与えずとも気付くメンバーもいるかとは思いますが、イシューを与えるというアクションを切ることで気付きを与えることもできるため、メンバーの成長にも寄与できるのではないかと思います。
一緒に視座を上げて働きませんか?
メディカルフォースは日々成長している会社です。
不確実性も多くありますが目指すべき姿に向けて皆で頑張っています。
もっと良い会社を作るために一緒に働く仲間を募集しています。
視座を上げて大きいことを成し遂げたい人は是非ご連絡ください!
採用情報は以下notionより確認できます。
少しでもご興味ある方はカジュアル面談から是非どうぞ!
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