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経済学の本 3冊目

資本主義と自由


ミルトン・フリードマンの名著

本書が出版されたのは1962年。100万部近く売れた大ベストセラーでしたが、国内で書評に取り上げたのは、アメリカン・エコノミック・レビュー誌の1誌だけでしでした。

ケインズ派を中心とした経済学の主流派やメディアからは完全に黙殺された。なぜ ? フリードマンが書いた内容があまりに「過激」だったからです・・・

ますます混迷するグローバル経済を知るための、最初の一冊


ミルトン・フリードマン

ミルトン・フリードマン

ミルトン・フリードマン(1912年7月31日 - 2006年11月16日)は、アメリカ合衆国の経済学者。古典派経済学とマネタリズム、市場原理主義・金融資本主義を主張しケインズ的総需要管理政策を批判。ケインズ経済学からの転向者。共和党支持者。1976年、ノーベル経済学賞受賞。

1969年、リチャード・ニクソン政権の大統領経済諮問委員会で、変動相場制を提案。

また、1975年のチリ訪問や1980年から中国を訪問するなど世界各国で政策助言を行ったことでも知られ、特に「資本主義をみたければ香港に行くべき」と香港を称えており、香港の積極的不介入を自由経済の最適なモデルと評価。日本では、1982年から1986年まで日本銀行の顧問も務めていた。

1951年ジョン・ベーツ・クラーク賞、1967年米経済学会会長、1976年にノーベル経済学賞を受賞。1986年に保守派の中曽根康弘内閣から「勳一等瑞宝章」、1988年にはフリードマンが支持した右派のロナルド・レーガンからアメリカ国家科学賞と大統領自由勲章を授与。

2006年11月16日 、心臓疾患のため自宅のあるサンフランシスコにて死去。94歳。

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