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「美味しい」って言っても、不満を言う女性のキモチ

私は、一人暮らしが長いので、普通に自炊する男である。
最近、友人に料理を作って出すこと数回があり、
「美味しい」と言って喜んで食べてくれる友人に小さな不満を感じた。

食事を作ってくれた女性に「美味しい?」と聞かれ、
「美味しいよ」と言っても、あまり喜ばない。
むしろ「それだけ?」と怒る。

料理する女性は、
「何を作っても、何も言ってくれない」
「味が濃いとか、文句ばっかり」
「どんな料理でも美味しいっていうだけ」

世の女性がよく言うセリフだ。

この不満が、男には全くわからないだろう。
女性も、このような不満をカフェでぶつけ合って、
「わかる。わかる。ウチもよ~」
って言い合うが、なぜ不満なのか本当にわかっているのだろうか。


私の友人は、とんでもなく味覚オンチで、
何を作っても「美味しい」と言ってくれる。

買ってきた野菜を、塩コショウとオリーブで炒めても、
「お店で食べるみたいですね」

お肉を焼いて出しても
「こんなお肉食べたことないです」

と、絶賛してくれるのだが、
これに私は少しの不満に思う。
なぜ、不満に感じたのだろうかと考えてみた。

私は『料理の話がしたい』ということだと思った。
自分が作った料理の味は、塩が少ないとか、味が濃いとかは「参考程度」に聞きたいが、本当に聞きたいのは、いや話たいのは、いろんな料理の話なのだ。

女性に「美味しい?」と聞かれ、
「うん。美味しいよ」といってしまうと、そこで会話はジ・エンドだ。
楽しい食卓の会話にならないのだ。

返す言葉は、「美味しいよ!」ではなく、
正しい返答は
「どうやって作ったの?」
である。

そうすると、
「きょうはね・・・」
と、女性は笑顔で話はじめる。
いつもとちょっと違った作り方や使った食材の話が出てくる。

つまり、次に繋がる会話を求めていたのだ。

まとめ

では、「美味しい?」という”悪魔の囁き”に対する
NGワードとOKワードを紹介しよう。

NGワード
「美味しいよ」
「塩が濃いね」
「僕は、薄いほうが好きだな」
「今度は、もう少し煮込んだら」
など、素直に料理を評価してはいけない。

OKワード
「どうやって作ったの」
「このネギ(料理の材料)は、いつものスーパー」
※「そうよ」という回答には、「焼き方がいいのかな。辛くないね」
「作り方教えて」
「前にTVで見て食べたいと思っていたんだ」
※少し変化球を入れると、会話が続く

女性の「美味しい?」は、料理の味を聞いているのではない。
会話を求めているのだ!!!

料理を作ってもらった男性諸君!

女性の悪魔の囁きを察知し、円滑な食卓を作って欲しい。

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