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認知行動療法から学んだこと⑧ 自分の気分に点数をつける

 自分が今とても「不安」でありその気分に点数をつけたら100点満点になってしまうかもしれない。

 しかし複数の気分項目から3つ以上選んで点数をつけろと言われた場合、例えば「不安」「みじめ」「無力感」と並べて、あらためて点数をつけると、上から90点、70点、50点になったりして100点満点が無くなる。

 そもそも私たちは日常的に気分に点数をつける行為などはしていない。

 それに、唯一の選択肢なら100点や0点をつけやすいのだけれど、3つも並べると一つだけに100点をあげたら贔屓しているように感じられる。

 よって「○○ちゃんは一番大きいから90円ね、○○ちゃんは70円、○○ちゃんはちっちゃいから50円ね」という感じに分配してしまう。

 しかし。

 しかし、その行為こそが白黒思考のように100点や0点という極端な思考パターンへ陥るのを防ぐことになるのではないか。

 そして選択肢を増やす事が視野を広めることになり、結果としてより客観的に今の自分の気分を表す事が出来るのではないかと思う。

 そう考えると「よく考えられたロジックだなぁ」と素人ながらに思わずにいられないのです。

(あぁ、色々な方面の方を敵に回すところだった…)


最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。


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