雷の恐怖を克服する ~余談㊵~ いばらの道
認知行動療法の専門家の方が以下のようツイートされていました。
暴露療法をしている私は思わず質問してしまいました。
回避行動を妨害しないエクスポージャーには効果が無い、という事なのでしょうか?
いや、質問をする前からわかっていたんです。回避行動を「良し」とする暴露療法は意味のあるものではないって事を。曝露反応妨害法という効果の高い暴露療法もあるわけですし。
そもそも私は、VRも、爆音での雷動画の聴取も、もう何とも思わなくなっています。耳と目が慣れてしまって回避行動をとる事さえ考えないんですよね。それどころかBGMか、もしかしたらマインドフルネスかと思える程なのです。
今まで日課にしていた暴露療法はでは「もう効果が無いだろう」ともうとっくに気づいてはいたんです。ただそれを認めたくない気持ちで、つい質問をしてしまいました。
個別の状況によって違うと思いますが、ざっくりいうとそういうことかと。
というお返事をいただきました。
ああ、やっぱりそうなんですよね…
日課のVRでは何ともなくても、いざ本物の雷が来たら窓の外を見ないようにして耳栓かイヤフォンをしてしまう。そのような回避行動を阻止できずにいるのですからエクスポージャーにはなりませんよね。
ああ、やっぱり雷恐怖症を克服するのはイバラの道なのか?
「VR」と「本物の雷」の中間くらいの怖さを体験できる方法って無いのかなぁ。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。
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