雷の恐怖を克服する ~余談⑧~ 好きにならなくて良い
好きにならなくて良い
雷が嫌いだったらずーっと嫌いなままで良いし、更に言えば一生の仇だと思っていても良いわけです。
(周りに迷惑にならない程度に)「このカミナリがぁ!」と怒っても良いですし、(周りに心配されない程度に)「あーあ、またカミナリかよ…」と落ち込んでも良いわけです。
だって、恐怖を克服するのは好きになる事とイコールではありませんから。
子供の頃は牛乳がとても嫌いでした。
でも「牛乳を飲まないと大きくなれない」と周りから言われてきました。幼稚園の頃にミルクが飲めなくて居残りさせられた記憶があります。
それから何十年も経って、今では美味しく牛乳を飲めます。ただ、ひとよりお腹を下しやすいので普段はあまり飲みません。
自分の生活に支障が無ければ、苦手なものは苦手なままで良いじゃないですか。
好きになる努力なんてしなくて良いんです。
もちろん好きになっても良い
嫌いと好きは表裏ですから、何かのきっかけで好きになってしまう事もあるかもしれません。
雷を、まるで花火のように縁側から眺められたら、とっても素敵でしょうね。
もしかして私も、雷を克服するために人生で大きな時間を使う事になったとしたら、愛着がわくかもしれません。
嘘です。
そんなはずはありえません。
私は雷をずーっと嫌いでい続けるでしょう。
まず、未来の話ですから断定はできませんが。
とにかく、泣いても、笑っても、怒っても、雷が怖くなくなりさえすれば私の勝ちなのです。
最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。
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