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雷の恐怖を克服する ~余談㉒~ 現実暴露療法の壁

 下記の研究③では、「VR」と「in vivo(現実)」の中間の暴露療法は、雷に対して事前に(情報を収集したりして)不安を膨らますことはしない、としました。

 それはそれで大事なのですが、一番重要なのは現実に雷が頭上に来た段階でいかに怖く無くなっているかです。

 現実暴露療法で難しいのが、発雷確率はネットで事前に調べられますが、どれくらいまとまって近くに落ちるかを予測することです。

 同じ雷予報であっても「遠くで2、3回の雷鳴が聞こえた」というレベルもあれば「真上で間髪入れずに何十回も落ちた」というレベルもあるかと思います。

 前者のレベルで怖くなかったから現実暴露OKにしてしまうのも問題ですが、とは言え、後者のレベルの落雷を待つのもなかなか気の長い話になりそうです。まず、後者のレベルの雷が来て、怖すぎて先月の様にまた心をへし折られるのも困りますが(そうならないために毎日VRや雷動画を視聴しているのですけれども)。

 それら様々な事柄を考えると、現実暴露療法というのは結構ハードルが高いような気がしています。

 一番てっとり早いのは、雷予報が出た地域へ車で向かう方法でしょうか。現地へ行って、そのまま車の中から雷を眺める感じです。そして、車の中で稲妻を数えて○○本以上だったら現実暴露OK、とか。

 Go To サンダー...

 ああ、メンタルが...

 んー、もうちょっと現実暴露の方法と基準を考えてみようと思います。


最後まで読んでくださいましてありがとうございます。
また別のnoteでお会いしましょう。


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