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【ドル円どこまでいくの??】8月7日週振り返りと8月14日週シナリオ
お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。
最近は音声配信ハマっています(笑)
楽しく配信してますので、
よかったら聞いてみてください♪
↓ フィボナッチの使い方について
8月7日週の振り返り
先週記事もみておくと
相場の流れがわかりやすいです。
ドル円実質レンジ 141.500-144.990
ドル円予測レンジ 139.500-143.500
![](https://assets.st-note.com/img/1691818288315-x1969bXSK4.png?width=1200)
今週に金利高ドル高は
私の想定以上でした。
指標踏まえて、考えを少し修正して
来週以降につなげます。
今週重要指標は以下でした。
8月10日 消費者物価指数
8月11日 生産者物価指数、ミシガン予測インフレ
![](https://assets.st-note.com/img/1691823037750-7giGqZBYGv.png?width=1200)
これらに加えて
FRBメンバー発言ございました。
(FRBメンバー発言は割愛しますが、
通して中立的な発言が多かったです。)
8月10日 消費者物価指数CPI
まず私の指標に対する認識はこちらでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1691818748532-pIEwXh9px6.png)
元々今回のCPIは事前に動きが予測しづらく、
特に乖離がなければ
そこまで動かない予測をしておりました。
結果はこちら。
![](https://assets.st-note.com/img/1691818861557-RPzDvuMrtj.png?width=1200)
総合CPIやコアCPIは予測値より-0.1%下振れ、
ドルはその乖離により初動はドル安でしたが、
その後は金利高ドル高となりました。
![](https://assets.st-note.com/img/1691819198684-4PmaZ6xvax.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1691819089881-ZLdz25c8PT.png?width=1200)
もう少し細かくCPI後の動きをみると、
初動はドル安でしたが、その後金利高。
初動は予測値との乖離でしょう。
しかし金利高を折り込み予測もあってか
ダウは23時まで株高になっていました。
よってリスクオン円安も加わり
ドル円は100pips以上上昇しました。
CPI後の解釈
改めて結果をみると、
![](https://assets.st-note.com/img/1691818861557-RPzDvuMrtj.png?width=1200)
この結果を予測値との乖離だけではなく
前回までの推移を加味する必要があります。
・総合CPI
前回値3.0%⇒今回3.2%と上振れていますが、
これは原油高騰の影響かと考えられます。
(先物原油6月末より$15上昇(20%↑))
OPECも減産を9月まで継続する予定で
これまで下がりすぎていた原油価格は
これからまた上がるとインフレ懸念が再燃します。
・コアCPI
前回値4.8%⇒今回4.7%と
正直インフレは落ち着いていません。
・利上げ/利下げの可能性
ドットチャートより
残り1回の利上げ余地があり、
その時期を探る展開でしょう。
9月、10/11月、12月
の残り3回のFOMCでいつするか
データ次第かと思います。
利下げは難しく、
来年利下げもどうなるか不透明です。
私個人的にも、
基本的に利下げは難しいと考えています。
理想としては、
緩やかな経済成長とともに
ある程度の金利水準を維持できる相場です。
利下げは有事の際と想定しています。
利下げをしなければいけない状況は
あまり受け入れられることではないでしょう。
⇒つまり
まだインフレ退治のために
金利はあがっていく方向性です。
と書きたいところですが、
私は少し疑問です。
別におかしな動きをしているわけではなく
私の相場感のずれかもしれませんが、
今はドル高すぎると考えております。
今の10年債利回りは去年10月の
4.23%に迫る勢いです。
![](https://assets.st-note.com/img/1691821031732-WY3VvNH1fD.png?width=1200)
確かにこの金利水準はおかしなことではなく
残り1回利上げを折り込むようであれば、
4.23%を超える想定はしています。
ただ私が抱いている疑問は
最近の米指標やタイミングです。
最近の米指標は普通です。
米は他国に比べれば強いほうですが、
目立って堅調ではないかと思います。
物価指数に関しても
少し落ち着きを見せています。
よって9月利上げを意識するような
データは揃っていないと考えています。
(9月FOMC前にも雇用統計やCPIアリ)
よって現在米金利は
短期的な利上げの観点では
上がるタイミングではない
という印象です。
といっても米金利は上がっているわけで
少し目線を合わせる必要があります。
最近の米金利上昇について
そこで以下の目線を加えます。
①米国債格下げ
②短期金利利回り
①米国債格下げ
先週にフィッチが米国債格付けを
AAA→AA+に格下げしました。
そこまで影響ないとは考えていますが
長期国債の売りにはつながる可能性があり
国債売り→金利高になっている推測です。
ただ根拠としては弱いと考えてます。
②短期金利
こちら米2年債利回りです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113161885/picture_pc_e558d66d947308d44211a9f92b5ff270.png?width=1200)
長期金利に比べて
最近では頭打ちとなっています。
こちらは米10年債利回りです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/113162158/picture_pc_1293e5dea29d67124e9a389b21ff7f72.png?width=1200)
ここ数か月は長期金利の上昇が目立ちます。
これはクレディスイス破綻を始めとした
銀行破綻リスクの解消や、
長期金利水準の維持と思われます。
最近は金利をある程度据え置いても
株や経済は安定的に推移しています。
インフレに応じて利上げを行うが、
積極的に利上げするスタンスではない。
ただ暫く利下げの余地はない。
よってインフレが落ち着くまでは
現在以上の金利水準を維持し、
経済成長を見守る相場になると思っています。
これらの考察より現在は
長期金利の上昇が目立つ展開と想定しています。
正直記事を書いていて、こじつけ感もありますし、
時間軸は長くなるので
短期トレードには落とし込みは難しいでしょう。
あくまで参考までに。
8月14日週シナリオ
8月14日週の指標で注目しているものはなく、
大きく相場方向性を
変える材料はないと想定しています。
また、わたくしはお盆休みで8月20日まで休みで、
相場に向き合うつもりはあまりないです。
今はドル円推移が予測しづらいので、
次に相場が動き出すのは
ジャクソンホール会議かな~
くらいのメンタルが楽かと思います。
(ジャクソンホール会議は別記事にします)
先週ドル円終値は144.900付近。
145.100の高値は
全然超えることができます。
テクニカル的にも
145.100を超えると上昇圧力がかかり
ドル売りは難しいのではないでしょうか。
ただし月足や年足を加味すると
147円付近の売りは考えています。
それで今週予測レンジです。
ドル円予測レンジ 143.000-147.500
![](https://assets.st-note.com/img/1691828723178-6nMYu6gae3.png?width=1200)
今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄
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