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【ドル円どこまでいくの??】8月7日週振り返りと8月14日週シナリオ

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

最近は音声配信ハマっています(笑)
楽しく配信してますので、
よかったら聞いてみてください♪

↓ フィボナッチの使い方について




8月7日週の振り返り

先週記事もみておくと
相場の流れがわかりやすいです。


ドル円実質レンジ 141.500-144.990
ドル円予測レンジ 139.500-143.500

8月7日週ドル円レンジ

今週に金利高ドル高は
私の想定以上でした。

指標踏まえて、考えを少し修正して
来週以降につなげます。

今週重要指標は以下でした。

8月10日 消費者物価指数
8月11日 生産者物価指数、ミシガン予測インフレ

これらに加えて
FRBメンバー発言ございました。
(FRBメンバー発言は割愛しますが、
 通して中立的な発言が多かったです。)

8月10日 消費者物価指数CPI

まず私の指標に対する認識はこちらでした。

8月7日週シナリオより

元々今回のCPIは事前に動きが予測しづらく、
特に乖離がなければ
そこまで動かない予測をしておりました。

結果はこちら。

investing.com

総合CPIやコアCPIは予測値より-0.1%下振れ、
ドルはその乖離により初動はドル安でしたが、
その後は金利高ドル高となりました。

CPI後の米金利推移
CPI後のドル円推移

もう少し細かくCPI後の動きをみると、
初動はドル安でしたが、その後金利高
初動は予測値との乖離でしょう。

しかし金利高を折り込み予測もあってか
ダウは23時まで株高になっていました。

よってリスクオン円安も加わり
ドル円は100pips以上上昇しました。

CPI後の解釈

改めて結果をみると、

investing.com

この結果を予測値との乖離だけではなく
前回までの推移を加味する必要があります。

・総合CPI
前回値3.0%⇒今回3.2%と上振れていますが、
これは原油高騰の影響かと考えられます。
(先物原油6月末より$15上昇(20%↑))

OPECも減産を9月まで継続する予定で
これまで下がりすぎていた原油価格は
これからまた上がるとインフレ懸念が再燃します。

・コアCPI
前回値4.8%⇒今回4.7%と
正直インフレは落ち着いていません。

・利上げ/利下げの可能性
ドットチャートより
残り1回の利上げ余地があり、
その時期を探る展開でしょう。

9月、10/11月、12月
の残り3回のFOMCでいつするか
データ次第かと思います。

利下げは難しく、
来年利下げもどうなるか不透明です。

私個人的にも、
基本的に利下げは難しいと考えています。

理想としては、
緩やかな経済成長とともに
ある程度の金利水準を維持できる相場
です。

利下げは有事の際と想定しています。
利下げをしなければいけない状況は
あまり受け入れられることではないでしょう。

⇒つまり

まだインフレ退治のために
金利はあがっていく方向性です。

と書きたいところですが、

私は少し疑問です。

別におかしな動きをしているわけではなく
私の相場感のずれかもしれませんが、
今はドル高すぎると考えております。

今の10年債利回りは去年10月の
4.23%に迫る勢いです。

米10年債利回り

確かにこの金利水準はおかしなことではなく
残り1回利上げを折り込むようであれば、
4.23%を超える想定はしています。

ただ私が抱いている疑問は
最近の米指標やタイミングです。

最近の米指標は普通です。
米は他国に比べれば強いほうですが、
目立って堅調ではないかと思います。

物価指数に関しても
少し落ち着きを見せています。

よって9月利上げを意識するような
データは揃っていないと考えています。
(9月FOMC前にも雇用統計やCPIアリ)

よって現在米金利は
短期的な利上げの観点では
上がるタイミングではない

という印象です。

といっても米金利は上がっているわけで
少し目線を合わせる必要があります。

最近の米金利上昇について

そこで以下の目線を加えます。

①米国債格下げ
②短期金利利回り

①米国債格下げ

先週にフィッチが米国債格付けを
AAA→AA+に格下げしました。

そこまで影響ないとは考えていますが
長期国債の売りにはつながる可能性があり
国債売り→金利高になっている推測です。

ただ根拠としては弱いと考えてます。

②短期金利

こちら米2年債利回りです。

米2年債利回り

長期金利に比べて
最近では頭打ちとなっています。

こちらは米10年債利回りです。

米10年債利回り

ここ数か月は長期金利の上昇が目立ちます。

これはクレディスイス破綻を始めとした
銀行破綻リスクの解消や、
長期金利水準の維持と思われます。

最近は金利をある程度据え置いても
株や経済は安定的に推移しています。

インフレに応じて利上げを行うが、
積極的に利上げするスタンスではない。
ただ暫く利下げの余地はない。

よってインフレが落ち着くまでは
現在以上の金利水準を維持し、
経済成長を見守る相場になると思っています。

これらの考察より現在は
長期金利の上昇が目立つ展開と想定しています。

正直記事を書いていて、こじつけ感もありますし、
時間軸は長くなるので
短期トレードには落とし込みは難しいでしょう。

あくまで参考までに。


8月14日週シナリオ

8月14日週の指標で注目しているものはなく、
大きく相場方向性を
変える材料はないと想定しています。

また、わたくしはお盆休みで8月20日まで休みで、
相場に向き合うつもりはあまりないです。

今はドル円推移が予測しづらいので、
次に相場が動き出すのは
ジャクソンホール会議かな~
くらいのメンタルが楽かと思います。

(ジャクソンホール会議は別記事にします)

先週ドル円終値は144.900付近。

145.100の高値は
全然超えることができます。

テクニカル的にも
145.100を超えると上昇圧力がかかり
ドル売りは難しいのではないでしょうか。

ただし月足や年足を加味すると
147円付近の売りは考えています。

それで今週予測レンジです。
ドル円予測レンジ 143.000-147.500

8月14日週ドル円レンジ

今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

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