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【政策金利振り返り/今後ドル円はどう動く?】7月24日週振り返りと7月31日週シナリオ

お世話になります。
FXファンダリストのグースGOOSEと申します。

最近は音声配信ハマっています(笑)
楽しく配信してますので、
よかったら聞いてみてください♪

↓ フィボナッチの使い方について


7月24日週の振り返り

ドル円実質レンジ 138.000-141.800

7月24日週ドル円レンジ

7月24日週は政策金利ウィークということで、

7月27日 3:00 FOMC
7月27日 21:15 ECB政策金利
7月28日 12:00 BOJ政策金利

こちらの振り返りがメインとなります。

FOMC

政策金利は25bp引き上げ、5.25-5.50%へ。

パウエル議長発言は以下です。

みんなのFX
みんなのFX

まとめると、

インフレ指数は短期的に落ち着いているだけで、
今年中に利下げできる状況ではない。
9月利上げは今後のデータ次第。

パウエルさんらしい発言ですね。

9月利上げを濁したところが
若干ハト的に捉えられたかなくらいで、
中立的な立場を保ちました。

短期的には指標の積み上げ次第ですので、
値幅とファンダのチューニングがあっていれば
立ち回りやすくなりますね。

①年内残り一回の利上げ織り込み高値
②短期的に金利安になった際の安値

9月FOMCまではこの2つの大きいレンジで
推移していくイメージを持っています。

年内残り1回の利上げがありますが、
来年利下げをもくろんでいること
日銀政策方針踏まえても(後ほど記載)
今年ドル円高値は145付近になりそうですね。


ECB政策金利

25bp利上げし、政策金利は4.25%

ラガルド発言をまとめると、

・ユーロ圏の経済状況はやや悪化しているが、
 利益率的には賃金に対応できる範囲内。
・利下げはまだ考えていないが、
 一時停止の可能性はある。
・9月利上げは分からない、データ次第

先月までと変わって
タカ⇒中立(ややハト)になったことにより
ユロドルは下落しました。

ユロドルもデータ次第となり、
短期的にはデータに左右されますね。

インフレ率を考えると、
まだ金利は上げていく必要があり、
アメリカとの金利差はもう少し埋まりそうなので
中期的にはまだ上昇するとみています。

参考:記事内にユーロ圏のインフレ率記載


BOJ政策金利

詳細はこちらご覧ください。

短期的な円高円安の判断はできませんが、
米金利見通しも含めると、
ドル円の上値は重くなりました。

今回のBOJのYCC修正や植田総裁会見より

米「まだ緩和継続でYCC修正言っても
  あくまで0.5%が目処でしょう?」

という目線なら円安かもしれませんが
これは妄想域なので様子見します。


先ほども申し上げましたが、
今後はデータの積み上げが重要です。
よって、その他の米指標を見ていきます。

7月27日 21:30 米指標

investing.com

GDP(前期比)や失業保険申請数の下振れにより
ドル高に進んでいきましたが、少し違和感あります。

GDP deflatorは2.2%(予測3.0%)が気になります。
明確にドル高になれる材料ではないですし、
その後ドル円日足200pipsで反発しています。

7月28日 PCEやミシガンなど

全体的に個人消費やミシガンインフレ予測等
9月利上げには不十分データとなりました。

<指標の考え方>

今後のデータ次第で
9月利上げ推測されるわけですが、
以下の2つを考えると
多くの指標に振り回されずに済みます。

①データの重要性
②9月FOMCまでの期間

①データの重要性

FRBや政府が最も重要視している指標は
CPIや雇用統計になります。

その他の参考として、
deflatorやミシガンなどがあります。

②9月FOMCまでの期間

CPIや雇用統計は9月FOMCまでに
あと2回あります。

8月、9月のデータを加味して
判断しますので、8月指標で
大きくトレンドになるには
指標予測値との大きな乖離が必要です。

よって、8月は相場も薄く
政策金利発表もないことから、

今後の指標は重要ですが、
重要指標でも値幅がでないことが想定されます。

特に短期トレーダーは
8月は指標に振り回されることがないよう
立ち回るスタンスが良いと思います。


7月30日週のシナリオ

まず注目指標は以下です。

8月1日(火)欧州CPI
      米ISM製造業景気指数、米JOLT求職
8月2日(水)米ADP非農業部門雇用者数
8月3日(木)米ISM非製造業景気指数
8月4日(金)米雇用統計

あまり相場は動く材料が少なく、
米指標の雇用統計が若干注目度高い程度です。

指標のほかには7月31日の月末実需。
方向性はあまり出ない想定で
テクニカルで立ち回る予定です。

個人的には先週ポンドドル買いが
伸びればいいなと思っていますね。

ポンドドルチャート 15分足

ドル円の動きは、
7月31日様子見が妥当だと思います。

ドル円チャート 15分足

金曜のBOJ政策金利後は円安で推移し、
金曜引けまでその流れは継続しました。

この動きから来週も円安トレンド
にように思えますが、私は懐疑的です。

そもそも金曜引けまでドル円上昇、
翌週も窓空き上で上昇するパターンは、
金曜米指標や土日の報道等で
日本相場が反応できていない場合です。

今回はそのパターンには当てはまらず、
日本長期金利利回りや先週米指標結果からは
ドル円が上昇トレンドになるイメージはないです。

よって月曜は様子見するつもりです。
値幅が日本100pips出るようであれば、
短期では反発狙うかもくらいですね。

短期的な意識価格帯は142付近。

このラインは日本時間で
大きく抜けることはないので、
仲値で狙うことができれば最高です。

↑可能性は低いので、現実的には
141.700あたりが妥当と思います。
香港まで含めてシナリオ組みましょう^^

今週のドル円予測レンジは考えにくいですが、
9月利上げに関して
かなりタカ/ハトに触れた時のレンジを想定します。

7月31日週のドル円予測レンジ


今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄

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