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逆上がりができる子を増やす短時間の指導①

体育の授業カリキュラムだけでは逆上がりができる子は増えないことを書いた。1年間のうちに45分の体育の授業を数回行っただけでできるようにななるわけがない。短時間の指導を連続することで、逆上がりができるようになる。

子ども自身にある逆上がりができない理由の1つに

腕の力が低い

ことが考えられる。逆上がりができない子の様子を見ていれば分かるのだが、できない子は鉄棒からへそが離れる。できる子は鉄棒に自分のへそが吸い付くようにして回る。回るタイミングで腰を鉄棒に引き付けられないから回れないのだ。

腕の力が低いのは、その子のこれまでの経験によるものである。遊びの中でいろいろなものにぶら下がるなどの経験が子どもの腕力につながる。ここを授業の中で教師が補完してやらなければならない。小学校の場合だと楽しさの中で腕の力がついていくのが最も良い。

 その指導の1つが

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