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061 幸せを目的にすれば未来が変わる

幸せを目的にすれば未来が変わると思っている

なぜこんなことを今更言うのかと言えば、わざわざ不幸せになろうとしている、としか思えない人がいるからだ

例えば、向いていない仕事を嫌々やりつづけている人とか

もしくは、一見人生を楽しんでいるように見えながら、実は自分をごまかしている人とか

私もその一人だったから偉そうなことは言えないけど、今回はその状態からの脱し方をお伝えする


なぜ人生を諦めるのか?

ちなみに若い時期に人生を諦める原因といえば、一般的に「経済的な問題」や「教育や雇用に恵まれなかったこと」と思われている

でも、これらは原因と言うよりきっかけに過ぎない

なぜって、これらの体験したからと言ってみんながみんな人生を諦めるわけじゃないからね

本当の原因はもっと根っこの部分で、幼少期から思春期過ぎまでの刷り込みの方が大きいようだ

心理学では、人の性格を決定するものは、半分は遺伝、半分は友人関係などの「非共有環境」と説明されている(次のサイトが詳しい)

例えば小学生時代、友人や先生などから「劣る」とか「平均以下」と評価されたり、もしくは自己評価を下してしまうと、「諦め」が刷り込まれる

その結果、大人になってもその呪縛が解けず、自ら不幸の道を進んでしまう、と言うわけだ

その呪縛を、認知行動療法の世界では「自動思考」または「認知の歪み」と呼んでいる

何か出来事に会った時、瞬時にある考えが浮かび、悪い方向にその人の感情や行動を向ける思考のことである

その呪縛から抜け出したらいいのか? そこからまず話したい

どうやったら「ばくぜんとした不安」から解放されるのか?

自分を変える時、まず最初に「自分を変えたい」と思わなきゃ始まらない

要するに、まず「諦め」という自動思考に気付くこと、そしてそれを変えよう! と意識することがスタートというわけだ

そこで突然だけど次の問いを考えてもらいたい

☞ あなたは現在幸せになる方向へ向かっていますか?

できれば1分ほど内省してもらうとありがたい

さて、どうだろう

漠然とした不安が浮かんだ人、多いんじゃないかな

実は、将来に対する具体的なビジョンや道筋が見えないと漠然とした不安が生じる、と言われている

例えば、将来のキャリアや人生の方向性が見えない、成功や幸福につながる姿が見えないなどだ

だとしたら簡単な話

将来ビジョンとその道筋をつくれば、その不安は消えることになる

幸せになるには「明確な将来像」が必要

問題は、将来ビジョンとその道筋の作り方である

先に答えを言うけど、将来ビジョンはある程度「えいや!」でつくるしかない

と言ったとたん、例の「自動思考」が湧いてきた人がいるのではないか?

無理だ…

意味がない…

時間のムダ…

でも、それは前述の通り刷り込みでしかないのだから気にせず作ってしまう

とにかく作ることが大事

もし、気に入ったものにならなくても、作った後に修正すれば良いだけ

ちなみに、先にビジョンを決め、逆算的に道筋を見つける手法をバックキャスティングという

その有用性は以下のとおりである

  1. 長期的なビジョンを明確化することで達成に向けた行動が促進される

  2. ビジョン達成に必要なステップや条件を特定できる

  3. 上記に伴い、リスク要因の特定ができ、対処法を持つことができる

  4. ビジョン達成に向けた新しいアプローチの発見や技術が取得できる

ここまでの話をまとめれば、自動思考に囚われず「えいや!」でビジョンを決め、道筋は後で考えれば良い、ということである

バックキャスティングイメージ 筆者作成

幸せにつながる「明確な将来像」の作り方

「えいや!」でつくれば良いと言ったものの、あまりにデタラメでも困る

かと言って何の手がかりもないんじゃ、どうやっていいのか途方に暮れる

そこで便利なツールを紹介したい

サニーハンセンというキャリア学者が提唱した「4L」という考え方だ

4Lとは、自己実現を目的としたフレームワークで、「労働(Labor)」 「愛(Love)」 「余暇(Leisure)」「学習(Learning)」の4つのフレームでできている

  • 労働:収入のための時間

  • 愛:大切な人と過ごす時間

  • 学習:自己発見・自己研鑽の時間

  • 余暇:労働・愛・学習以外の時間

自分の人生をこの4Lの視点で見れば、いろいろと考えさせられる

例えば私の場合だと

・若い頃は朝から晩まで仕事ばかりやっていたこと

・歳とともに愛の大切さが身に沁みているが、あまり行動に移せていないこと

・最近、学習時間がめっきり減ったこと

・若い頃は余暇にしかないくらいだったけど、最近はそうでもないこと

これらが頭をよぎり、4Lバランスが損なわれていることに気づかされた

こんな風に自分の生活を振り返りながら、理想の将来像を思い描く

その際、つぎのワークシートを使えばやりやすいと思う

4Lワークシート 筆者作成

すべてのステークホルダーを幸せにすることが組織の存在目的

現在、VUCAワールドで、人生100年時代で、AIの台頭など第四次産業革命の真っただ中と言われている

要するにビジョンの描きづらい時代だ

ただし、こういう時代だからこそビジョンを持つ姿勢が大事だ

それをしないと漠然とした不安の中で生きることになるからね

その際、忘れてはならない視点がある

「それは自分だけではない」という視点だ

自覚無自覚は別にして、周囲の人も「幸せになりたい」はずである

会社で言えば、社員だけでなく、顧客や取引先、支援者など、ステークホルダーすべて

彼らも、4Lの充実を望んでいると考えれば、おのずと接し方も変わると思う

相手の背後にあるものを察して、関わるとか

こういう関係の中から自分の幸せも見えてくるんじゃないかな

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