フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)

日本各地の金融機関や事業会社とのファンドを運営するベンチャーキャピタルです。公式not…

フューチャーベンチャーキャピタル株式会社(FVC)

日本各地の金融機関や事業会社とのファンドを運営するベンチャーキャピタルです。公式noteでは、日本各地で地方創生に資する活動や社会変革に取り組んでいる投資先企業の取り組みなどを紹介していきます。 ▼コーポレートサイトはこちら https://www.fvc.co.jp/

最近の記事

物理学者が考案したユニバーサルデザイン。てこの原理で常識を変えていく。トマト創業支援ファンド投資先【エナジーフロント】

将来介護が必要になる、もしくは誰かの介護をしなければならない状況はどんな人にでも訪れる可能性があります。 今大きな社会問題となっている介護問題。親の介護、老老介護、ヤングケアラー。 介護は医療と違い、「回復に向かう」「現状より良くなる」ということは少ないため、ネガティブなイメージを持ってしまうことも多くあります。 今回は、そのようなネガティブなイメージを変えるため、昨今浸透しつつあるユニバーサルデザインの思想と、物理の要素を取り入れたブランド展開を行うエナジーフロントのご紹介

    • 【日本初インパクトIPO】すべては地域のため、社会のために。おおさか社会課題解決ファンド投資先・笑美面の挑戦とこれから

      2023年10月26日。おおさか社会課題解決ファンドの投資先である株式会社笑美面が東京グロース市場にIPOを果たしました。 笑美面は、「高齢者が笑顔で居る未来を堅守する」をビジョンに掲げ、介護家族にとっ て「ホーム介護の利用が『ポジティブかつ当たり前』になっている状態」をつくり出すことで、「家族が心の介護に向き合い、高齢者が笑顔で居る社会」の実現を目指すインパクトスタートアップ企業です。 今回は、日本初のインパクトIPOを果たした笑美面・榎並社長とおおさか社会課題解決ファンド

      • あなたも「ゴースト血管」かも?世界初、毛細血管テクノロジーで健康未病に挑戦するヘルスケアベンチャー!父の想いを受け継ぎ、テクノロジーの力で人々の健康を見守る。

        「毛細血管はあなたの生活習慣を丸裸にします。」 健康のためにみなさんは何をしていますか?有酸素運動、ジム、食事療法、サプリメント、、etc。 それらが本当に「今の自分」に合った健康法なのでしょうか? 今回は毛細血管測定から、健康未病へ取り組むヘルスケアベンチャー、あっと株式会社(以下、「あっと」)のご紹介です。 ゴースト血管とは?毛細血管で実は様々なことがわかる 血管には、動脈、静脈、細小動脈、毛細血管の4種類があります。毛細血管は、動脈・静脈の末梢が非常に細かく枝分

        • 京都のフレンチシェフがこだわりのレシピを届ける、手作り冷凍スープ事業紹介

          健康志向が高まる中、市販スープの市場は拡大を続けています。 栄養価が高く、手軽に利用できる料理として欠かせないスープ。最近では創作スープの専門店や「食べる」スープなど、様々な市販のスープが登場し、需要も高まっています。 今回は、京都市スタートアップ支援2号ファンドの投資先である「CHANTMEAL」の冷凍スープ事業のご紹介です。フレンチシェフであり代表の前川氏に想いのつまった冷凍スープへの挑戦について伺いました。 CHANTMEALの事業紹介京都・祇園で 2004 年よりフ

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          大分大学発ベンチャー!「竹」から高純度のセルロースナノファイバーを抽出できる技術を持つおおいたCELEENA。化粧品分野への挑戦

          2015年、国連総会でSDGs(持続可能な開発目標)が定められて以降、日本でもサステナブルの意識は高まり、浸透しつつあります。SDGsの領域は多岐にわたりますが、海洋プラスチックのごみ問題をはじめとした各地で起こる環境課題への取り組みは、昨今よく話題にのぼるようになり、さまざまな次世代の素材が研究・開発されています。その中でも、プラスチックの代替素材として、植物由来の「セルロースナノファイバー(CNF)」が近年次世代のバイオ素材として注目され始めました。 セルロースナノファ

          大分大学発ベンチャー!「竹」から高純度のセルロースナノファイバーを抽出できる技術を持つおおいたCELEENA。化粧品分野への挑戦

          【投資先紹介】ふるさと納税特集 vol.2

          FVCは、地域金融機関をパートナーとする「地方創生ファンド」を全国各地で運営し、投資先企業は350社を超えています。 今回は、ふるさと納税特集の第2弾としまして、前回の食品編につづき、食品以外の事業でふるさと納税の返礼品として採用されている投資先企業の一部を紹介していきます。気になる企業がありましたら、ぜひふるさと納税を通して、応援していただけると嬉しいです! 1. (株)Halu[IKOU]ポータブルチェア【愛知県一宮市】【京都市スタートアップ支援2号ファンド】(本社所

          【投資先紹介】ふるさと納税特集 vol.2

          【投資先紹介】ふるさと納税特集 ~食品編~   

          FVCは、地域金融機関をパートナーとする「地方創生ファンド」を全国各地で 37 本運営し、 現在投資先企業は 350 社を超えています。 今回の投資先紹介では、ふるさと納税という側面から、FVCの全国にある投資先の中でも「食分野」で事業を展開している投資先を一部紹介していきます。ご興味ある企業がありましたら、ぜひふるさと納税を通して、応援していただけると嬉しいです! ~FVC投資担当者より~ふるさと納税は弊社の地方創生ファンドと同様に地方創生に資する魅力的なサービスだと認

          【投資先紹介】ふるさと納税特集 ~食品編~   

          【京都市スタートアップ支援2号ファンド】CHANTMEALの新作クラフトスープ試食会を開催!!

          今回は、京都市スタートアップ支援2号ファンドの投資先であるCHANTMEAL株式会社(以下、「CHANTMEAL」)の新作クラフトスープの試食会を開催しました。 京都市スタートアップ支援2号ファンドは、京都信用金庫と京都中央信用金庫が出資し、京都市、日本政策金融公庫、京都リサーチパーク、京都高度技術研究所が協力機関として支援を行っているファンドで、関係機関がALL京都ハンズオンパートナーとして、投資後の支援も行っています。今回は各機関から総勢12名集まっていただきました。

          【京都市スタートアップ支援2号ファンド】CHANTMEALの新作クラフトスープ試食会を開催!!

          ユニコーン経営者が語る。「研究者よ、夢を叶えたければ社長になろう!」

          2022年は「スタートアップ創出元年」として、オープンイノベーションや資金調達支援が打ち出されるなど、スタートアップ支援の動向に注目が集まっています。研究者として自らの発明で社会に貢献するには、大学に留まっていては実現できないと、大学を飛び出し起業した株式会社HIROTSUバイオサイエンス 広津 崇亮社長。起業から5年でユニコーン企業への成長を果たした広津社長に、研究者とスタートアップの共通点、スタートアップを取り巻く環境についてお話を伺いました。 発想の転換から生まれた新

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          “親父のバトン”を引き継ぎ、アーティストの経済的自立を目指す

          コロナ禍で取り沙汰された「不要不急」という言葉。文化芸術に携わる人たちは活動の場が閉ざされ、ひと際苦しい状況に置かれました。しかしながら、人との触れ合いを得づらいコロナ禍だったからこそ、文化芸術は人々にやすらぎをあたえるものであり、「必要不可欠だ」と改めて気づかされたのではないでしょうか。文化庁や経済産業省も、新たな文化芸術政策を模索し始めています。そんな中、アーティストの経済的自立を実現するために立ち上がった株式会社Casie 代表取締役CEOの藤本 翔さんに、起業の原点と

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          東日本大震災からの復興、オーガニックコットンで地域に笑顔を取り戻す

          2011年3月11日、突如起きた東日本大震災により、日本中が大混乱に陥りました。これに伴う福島第一原子力発電所事故により、福島の地域の人々は離れ離れになり、地元に残った人々も風評被害に追い込まれ、何を糧としていけばよいのか見いだせない日々。そんな中、オーガニックコットンで福島に新しい産業を創ろうと挑む株式会社起点 代表取締役 酒井 悠太さんに、どんな想いで事業を立ち上がったのか、お話を伺いました。 東日本大震災後、地域に根付く産業を模索-どんな事業内容か教えてください。

          東日本大震災からの復興、オーガニックコットンで地域に笑顔を取り戻す

          年平均190回、驚異の来店頻度を誇る美容室はハサミを持たない?

          コロナ禍でサービス業が軒並み冷え込む中、大分から東京へ出店を仕掛けるなど前進し続けている株式会社Lecture(リクレ)。狩生社長は女性の自立をテーマに、お客様にはサービスを通じて日々の生活に潤いを与え、社員には働きがいある環境を実現しています。それを裏打ちするかのように、来店頻度は驚異の年平均190回、社員の離職率は6年で5%と、美容業界の平均は3年で80%と言われるなか高実績を実現しています。その行動力の源泉はどこなのか、お話を伺いました。 シャンプー・ブローに特化した

          年平均190回、驚異の来店頻度を誇る美容室はハサミを持たない?

          野菜のブレを楽しみながら、生きづらい世の中を変える

          SDGsや環境を重視する動きが加速し、国際社会の結びつきが強くなるほど食料の安定供給リスクも表面化するなど、農林水産業においても持続可能な食料システムの構築が急務となっています。一方、農林水産省の「新規就農調査」によれば、新規就農者の3割は5年以内に離農しているというのが現実です。サスティナブルな農業を実現するため、新規就農者を事業パートナーとして事業を拡大してきた、株式会社坂ノ途中 小野社長にお話を伺うと、根底には「生きづらさ」に対する問題意識がありました。 持続可能な農

          野菜のブレを楽しみながら、生きづらい世の中を変える

          本当のSDGsとは何か。江戸末期創業の箱屋が原点回帰に込めた想い

          日本には世界に誇る伝統工芸が各地に存在していますが、その従事者は年々減少を辿っています。その背景には、デザインを模した安価な製品の波や、技術を維持しつつ時代に合わせ変化することの難しさがあります。今回は、江戸末期から続く「箱屋常吉」の5代目、笹井 雅生さんに、原点回帰しプライベートブランドを立ち上げた背景を伺いました。そこには、パイロットを目指し米国留学された経験もある笹井さんならではの、変化を恐れず本質から逃げない、ものづくりに対する想いが込められていました。 木を生かし

          本当のSDGsとは何か。江戸末期創業の箱屋が原点回帰に込めた想い

          移住者ばかりで立ち上げたベンチャーがスマート水産業に挑む!

          コロナ禍で自分の生活を見直し、自然や人との触れ合いを大切にしたいと、地方に移住する動きが加速しています。社会もテレワークにより場所を選ばない働き方を許容する傾向に大きく前進。国は「地方人口ビジョン」において、地方への人材還流をテーマに掲げ、移住者が地域活性化において起爆剤となることを期待しています。その移住者ばかりで、水産業という外からは閉鎖的にも見える業界でスマート養殖に挑む株式会社リブル 代表取締役 早川 尚吾さんに、なぜ縁もゆかりもない場所で起業し、何を目指しているのか

          移住者ばかりで立ち上げたベンチャーがスマート水産業に挑む!

          【事業承継の裏側】涙ながらに感謝される骨伝導イヤホンを世に送り出す

          高齢化社会が深刻化するにつれて、後継者を見つけられないまま事業が承継されず、日本のGDPの多くが失われて雇用も減り、日本経済に大きな影響を与える「大廃業時代」の到来が刻一刻と迫っています。これを打破しようと、国は親族ではない第三者による事業承継を促進しようと各種支援策の強化に乗り出しています。第三者承継にどのような魅力を感じ、なぜ事業を引き継がれたのか、大手メーカーを辞めベンチャー企業の経営者に転身した、ソリッドソニック株式会社 代表取締役 久保 貴弘さんにお話を伺いました。

          【事業承継の裏側】涙ながらに感謝される骨伝導イヤホンを世に送り出す