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俺と幼馴染だったのでは?という錯覚に全男子が陥る名盤「今の私は変わり続けてあの頃の私でいられてる。」

こんな気持ち悪いタイトルでnote更新すると思ってなかった。
内容も割と気持ち悪い気がします。いや、気持ち悪い(明言)


2020年元旦にリリースされたNegiccoのかえぽことKaedeちゃんのソロアルバムを今さら聞いたのですが、仕事中に聴いてたら涙目になるくらいツボってしまいました。

あらかじめ断っておくと、Negiccoを最後に見たのは数年前(もしかしたら10年経ってるかも)のTIFかアーバンギャルドとの対バン企画とかなんで、全然熱心なファンではないです。


僕は仕事中、バイトのおばさんたちの雑談や独り言をシャットダウンするため(軽い愚痴)に音楽を聴いていて。

それでいつも通りSpotify開いたら「今の私は変わり続けてあの頃の私でいられてる。」がレコメンドされてたので、軽い気持ちで落としたのが本日1月22日(水)AM10:36(時間は適当です。多分そのくらい)

かえぽがグループとは別にソロでも活動してることは知っていたのですが、ちゃんと聴くのは今日が初めてでした。

1曲目からトライセラの「2020」のカバーで意識が飛びかけて(初めてお付き合いした子がトライセラ好きだったから、というわけでもないのか。知らんがなっていうね)、そのあとに澤部くんのセルフカバーしか聴いてなかった「あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)」で完全にトリップ(仕事中)


かえぽは歌がめっちゃ上手いわけではないけど「存在しない記憶を脳内にイメージさせる声」だと思っていて。僕はそれを「ノスタルジーヴォイス」と呼ぶことにしました。みんな使っていいよ。

アルバムを聴いた僕の脳内には、幼馴染だったかえぽが夕日で染まる土手を歩きながら振り返って微笑むという「存在しない記憶」が蘇り、「なんで別れちゃったんだよ俺……」と付き合ってもないし、何なら知り合いでもないんだけど、後悔の念に駆られたんですよ。





めっちゃ気持ち悪くない??


なんなら久々に地元の田舎町へ帰省する新幹線の中で、ふと「あいつ元気かな?」なんて思って、同時に懐かしさと甘酸っぱさが脳内をめぐって苦笑いする感覚(?)
いや、地元には月1くらいで帰ってるけど。新幹線使わないで帰れるけど。てか東京だけど。






めっちゃ気持ち悪くない??(二回目)


作品としての良さとかえぽの魅力についてPRしたかったんですけど、結果的に僕の気持ち悪さを晒す形になってしまいましたね。

でも、本当に良いんですよ。
個人的に大好きな王舟くん、堀込さん、和田さん、堂島さんとか制作陣が豪華なので楽曲がどれもめっちゃいい。

なので、みんなこれを聴いてありもしない青春の記憶を捏造しましょう。

追記(2020/1/24)
まさかのご本人様から「既読」というリアクションをいただき動揺しまくりました。すごく久しぶりにジャニーズとモーニング娘。以外のCDを買った気がします。かえぽを始め、素敵な楽曲を作ってくださった方々、そして読んでくださった皆様に感謝申し上げます。ありがとうございます。(堅い)

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01. 2020
作詞・作曲:和田唱 編曲:佐藤優介
02. あの娘が暮らす街(まであとどれくらい?)
作詞・作曲:澤部渡 編曲:スカート
03. スウィート・リグレット
作詞・作曲:澤部渡 編曲:スカート
04. 微弱的流動
作詞・作曲・編曲 蘇偉安(EVERFOR)
05. それもきっとしあわせ
作詞:堀込高樹 作曲:堀込泰行 編曲:スカート
06. 永遠の断片
作詞・作曲・編曲:伊藤ゴロー
07. 花束
作詞・作曲・編曲:堀込泰行
08. Remember You
作詞・作曲・編曲:堂島孝平
09. 夜明けの部屋
作詞・作曲・編曲:王舟
10. ただいまの魔法
作詞・作曲・編曲:和田唱


この文章をお読みになられているということは、最後まで投稿内容に目を通してくださったのですね。ありがとうございます。これからも頑張って投稿します。今後とも、あなたの心のヒモ「ファジーネーブル」をどうぞよろしくお願いします。