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愛は真心、恋は下心、今さらですが「真夜中のドア」

私は昔から松原みきさんの「真夜中のドア」という曲が大好きです。
「真夜中のドア」は1979年にリリースされた曲ですが、残念ながら松原みきさんはもう亡くなられています。
40年以上前の曲なのに、私がなぜ「真夜中のドア」がずっと好きなのか。
今さらながら考えてみました。

私が「真夜中のドア」を好きなわけ

学生の時代、もう30年以上前の話になりますが、私は花屋でアルバイトをしていました。
その花屋に新しいバイトの子が入ってきたのですが、名前はせっちゃん。
せっちゃんはすごくきれいな子で、おしゃれであか抜けてて、
私より年下でしたが、16歳で結婚していて子供もいました。

しかし、彼女はゲーム屋に入りびたりで、
(ゲーム屋は今はありません、知らない人は調べてね)
それも旦那さんと一緒に、、
そのせいで借金があり、昼間は花屋でバイト、夜はスナックでバイトをしていました。
せっちゃんの話は田舎者の学生だった私には、すべてが初めて知ることばかり。
ある時、せっちゃんに
「夜、バイトしない?ここより時給いいよ」
と誘われて、世間知らずの私はついついせっちゃんについて行ってしまいました。。
それが私の水商売を始めるきっかけとなったのですが。
しかし、しばらくしてせっちゃんは花屋もスナックも辞めて、どこかへ消えていってしまいました。
それから、私は夜のバイト先を、もっと時給の良いラウンジに変えたのですが、
その店にはめちゃくちゃ怖いチーママがいて、私はいつもそのチーママに怒られていました。
それでもレギュラーより出勤率の良いアルバイトの私をめちゃくちゃ怒りながらも、すごく可愛がってくれて、
私はチーママが大好きになり、そのチーママ当時よく歌ってた曲が「真夜中のドア」でした。
チーママは店で知り合った男性と結婚して、店を辞めていきましたが、
「真夜中のドア」を聞くと、当時のことをたま~にですが思い出すのです。

「真夜中のドア」が今さら流行った理由

私は長い間、シアーミュージックで「ボイトレ」をしています。
ずっと同じ先生に習っていますが、「ボイトレ」が好きなのもありますが、その先生が好きで通っているのもあります。
よく先生と音楽について話をするのですが、というか、「ボイトレ」せずにほとんど音楽の話で終わることもあります。
最近はよくシティポップについて語ります。
「真夜中のドア」はシティポップというジャンルですが、今聞いても古くない、都会的でおしゃれな曲だと感じます。
Web 上で「真夜中のドア」が流行ったことについて書いた記事を目にしますが、
先生曰く、「歌いやすいのも流行った理由のひとつじゃない?」だそうです。
音域は確かに広くない、歌いやすい曲だと感じます。
私は音楽の専門家ではないので、あくまでも推測に過ぎませんが、

いやいや、絶対に曲が素晴らしいからです。

「真夜中のドア」の歌詞を読んで思うこと

「真夜中のドア」は、きっと不倫の曲ですよね。
不倫は本当はよくないことですが、人を好きになる気持ちは仕方のないことで、
それがたまたま好きになった人が奥さんのいる人だったってことかな。

「恋と愛とは違うものだよと」
って、言っていいことと悪いことがあるよ、と突っ込みたくなりまがすが、

愛は真心、恋は下心ってね」、昔よく言ってました。
知らない人は「愛」と「恋」の漢字の「心」がある位置を確認してね。

でも、それは思い出であって、ただの過ぎ去った日々なので、
「まだ忘れず、大事にしていた」
のかもしれません。

まとめ

今さらながら「真夜中のドア」の魅力が伝わったかどうかは、わかりませんが、
というか、そんなこと私が一生懸命書かなくても、
一時期、世界で一番有名な日本の曲になったわけですから、
昭和の名曲のひとつには違いありません。

やっぱりジャパニーズは素晴らしい。

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