見出し画像

不調=本調子なのではないか

冬野水槽です。

ここ最近、不調が続いています。体調的にも、精神的にも。
創作活動に一切身が入らないこともしょっちゅうで、特に今年に入ってからは新作をほとんど上げられていません。一首だけちまっと上げる程度。

最初は単なる不調/スランプだと思っていたのですが、数カ月経っても未だに厳しい状況が続いているので、これはもう本格的に知識や技術が枯れ始めているのではないかと思えてきました。
今まではビギナーズラックで短歌やら俳句やら小説やらを書き続けていられたけど、ついにそのスタートダッシュ期間が終わってしまったのではないか。”不調”である今の状態こそ、現時点での私の実力であり、いわゆる”本調子”なのではないか。

無理みの強い状態から「どう回復するか」ということも重要ですが、今の私にとってもっと重要なのは、「この状態でどう詠んで/書いていくか」ということだと思います。
調子が良い時だけに作品を詠むのではなく、「調子の悪い時に見える景色をどう文字に起こすのか」が作家の真髄なのではないでしょうか。

病床に臥せた正岡子規が作句を続けたように、電車事故に遭った志賀直哉が『城の崎にて』を書いたように、私も不調だからこそ詠めるものがあるのではないでしょうか。


まあやせ我慢というか、強がりと言われればそれまでなんですけどね。

とはいえ、将来的には文フリ東京に出店したり、作品をネプリや同人誌として発売したりしたいとは思っているので、明暗併せ持ったバラエティに富む作品を創っていきたいとは思っています。


以上、生存報告でした。
今後はわずかな時間を見つけて作句作歌執筆に励んでいきたいと思います。まずは朝に起きて活動できるようになりたいな。

冬野水槽でした。それでは。

このメンタルで聴くずとまよ、最高すぎるな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?