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チャイルドコーチングを実践してから起こった親子の変化

自己紹介の記事にも書いた通り、私は夫の単身赴任を機にチャイルドコーチングを学びました。

理由は、自分の子育てに自信を持つためでした。

穏やかで子どもの世話をよくしていた夫がいなくなることと、父の他界のが重なり精神的に不安定になっていました。

新しい知識を学ぶことは、不安な時の特効薬です。

学んだことを実践していくことで、子どもとの関係も良くなり毎日が楽しく感じられるようになりました。

どんな変化があったのか、どんなことを実践していったのかを紹介します。


子どもに起こった変化

まずは、話をたくさんするようになりました

学校であったこと、感じたこと。思いや悩み。
他愛もないことから真剣は話まで、色々なおしゃべりを毎日するようになりました。

素直で正直な気持ちを伝えてくれるようになり、刺々しさを感じることが減りました。

受験生の息子は、朝起きて苦手な国語の読解を登校前にするようになったり、塾のない日には毎日自習に行くようになりました。
自分で決めた目標に向かい、自ら考え行動ができるように成長したと感じます。

下の娘は、体調が良くなり毎日が活動的になりました。
以前は腹痛、頭痛、発熱などの色々なトラブルが月に1度くらい起きていました。
仕事中に学校から呼び出しの連絡がきて早退することも3カ月おきにありました。
それが、ピタリと止まりました。


わたし自身に起こった変化

子どもとの関係が良くなったことで、
自信と気持ちに余裕ができました。

正解のない子育て、不安が全く無いわけではありません。
でも、自分なりにこの道で進んでいこうという『自分軸』が持てるようになったのが一番の変化です。

子どももらしく、私も私らしく、日々を積み重ねていこう。
それで良いんだって思うようになりました。

父親が不在で母一人でも、
頑張っていけそうだ!!

そんなふうに心の底から思えるようになりました。

では、具体的にどのような点を変えていったのか、コーチングのポイントを紹介します。

チャイルドコーチングのポイント

話を徹底的に聞く

傾聴です。ここに8割くらいの重要性があるかもしれません。
相手の話を遮らずに聞き続けることは、実はすごく難しいと言われています。
つい、途中で口出しをしてしまいたくなるんですよね。
自分の意見や、求められていないアドバイスを言いたくなっちゃんです。
特に子どもが相手だと、自分が親として正しいことを教えてあげようという気持ちも出てしまうので余計です。

その気持ち、グッとこらえてただただ聞き続ける。自分がしゃべりたい衝動を抑える。徹底的に。

人は話をじっくり聞いてくれると、それだけですごく満足するんです。
そして、自分の気持ちを言葉に出して表現することで、気持ちが整理され心もスッキリするんです。

あなたが身近で好きな人を想像してみてください。友人でも同僚でも上司でもよくいくお店の店員さんでも。

その人はあなたの話を嬉しそうに聞いてくれる人ではないですか?

人は、じっくりと話を聞いてくれる人に好意を持ちます。
自分のことを大切に思ってくれていると感じるからです。

なので、『今はこの子の心を満たすために、話を聞こう!』と最初に決心します。

穏やかな表情で共感する

共感を示すことは、信頼関係を作るうえで大切だと言われています。
子どもは、安心してたくさん話をしてくれるようになります。

たとえ共感のできない内容であっても、部分的な共感ならできます。
事がらや内容に対しての共感は示せなくても、感情に対する共感を示すのです。『ストーリー』にではなく『気持ち』に同意をする。


例えば、こんな感じです。
子どもが『今日はめんどくさいから宿題をやらない。』
宿題をやらないことに共感をするのではなく、やりたくないと思う感情に対して共感をする。

わたし『疲れちゃったんだね。今日はゆっくり休みたい気分なのね。』

そうすると、子どもは『今日学校で色々なことがあって、少し疲れてしまったんだよね…』と一日の出来事をたくさん話し出したりします。

話を聞いた後にこどもが落ち着いた気持ちになった後に、もし宿題をした方が良いかなと思う状況なら…

わたし『今日の宿題をしないと、明日やる分が増えてしまうね。どうしようかね?』と考えさせることもあります。

まずは、気持ちの共感をしてから。

子どもの会話の中から、共感できる部分をみつけて受け止めてあげましょう。

評価をしない

チャイルドコーチングでは、『こどもの悩みや相談の答え、成長に必要な能力は、全てその子自身がすでに持っている。コーチはそれを引き出す手助けをする。』と考えられています。

子どもの判断を認めて肯定をする。
良い悪いなどで判断をしないことを大切にします。

もしも、人として誤った判断をしているなと感じる時には、『アイメッセージ』(Iアイ=わたしが主語のメッセージ)で気持ちを素直に伝えます。

子どもの考えは間違ってる、親の判断が正しいわけではない。

自分自身でのびのびした心で考え、答えを見つけ出していくためにも、
親が余計なジャッジをしないことが良いのです。


まとめ

以上が、チャイルドコーチングを学び実践しておきた我が家の変化とコーチングのポイントでした。

始めたばかりの時には、つい子どもの話を遮って熱く語りだしてしまったり、自分の感情をぶつけたりすることがありました。

その都度、まだまだ未熟だなと感じながら自分を振り返りました。
そして、こうゆう場面には私は弱いなと分析しました。
(時間が無い時、何かに熱中している時には、傾聴がしっかりできない。
また、勉強や夢に関することにはつい持論を熱く語りすぎる。など)

親として成長していきたいという思いから、コツコツ続けていくうちに
少しずつ上手にコーチングができるようになりました。

まずは、話を一生懸命に聞く。
それだけでも、我が家には変化がありました。

親が変わると、子どもも変わります。

何か一つでも読んでくれた方のヒントになる内容があったら、嬉しいです。

読んできださり、ありがとうございました。






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