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スパイスを使ったレシピ〜スパイスカレーとタンドリーチキン〜


スパイシーな本格カレーをおうちで作りたい!と思い立って、いろんなレシピを参考にしながら、ベースのスパイスをネットで取り寄せて作ってみました。ついでにタンドリーチキンのレシピも載せます。

各スパイスの説明

・クミン
エスニックな芳香をもちインド、ヨーロッパでは健胃薬や駆風薬、利尿剤として利用されているようです。
クミンシードは、最初に油と一緒に熱し香りを引き出して利用します。
パウダーは、煮込みの際に加え、香りをプラスします。


・スターアニス
独特の強くて甘い香りをもち、外観は果実が八つに分かれた星型をしたスパイスです。
香りの主成分はアネトールで、これはアニスシードやフェンネルシードの香りの主成分と共通です。未熟な果実を乾燥させたものをスパイスとして利用します。
腎を補うことで腰痛や激痛を改善したり、胃弱による吐き気、脚気、食欲不振、血行障害などの治療にも用いられています。


・クローブ
生薬のチョウジとして知られており、粉末は伝統医学で芳香性健胃薬として用いられてきました。
強力な抗菌作用と鎮痛作用を持つため、歯痛や頭痛、風邪、食あたりに使われます。
甘くて濃厚な風味を持つクローブは、肉料理との相性が抜群です。


・コリアンダー
甘く爽やかで、ほのかにスパイシーな香りでたんぱく質とよく調和する風味。また、カレー粉の原料のひとつとしても利用されています。パクチーとは同じ植物です。
胃液の分泌を良くし消化を助ける作用、腸内ガス排出作用、口や喉粘膜を刺激して気道粘液分泌を促進して痰を切る作用があると言われています。


・カイエンペッパー
赤く熟したトウガラシの実を乾燥させたもの。料理に辛さを加えたいときに使われます。


・シナモン
血糖値の上昇を抑える働きがあります。漢方では、「桂皮」と呼ばれ、瘀血と表現される血行不良の改善に使われていて、心の炎症を抑える作用もあります。
他にも、体を温めたり、消化機能を高めたり、抗菌作用などもあります。


・カルダモン
ショウガ科の多年草で和名は小豆蔲(ショウズク)。消化促進、疲労回復、発汗作用、抗炎症作用、口臭予防、鼻詰まりや咳・痰を抑えるなどの効果が期待できます。


・ブラックペッパー
完熟前のコショウの実を乾燥させたもので、さわやかな芳香と強い辛味が特徴。


・ターメリック
肝機能を高めて代謝をよくする働きがあり、漢方にも使われます。クルクミンというポリフェノールは肝臓の機能をサポートし、二日酔いを改善する効果があることで有名です。お酒の飲み過ぎだけでなく、油物のとりすぎやストレスで弱った肝臓にも良いとされます。
カレーの色と風味の要です。


スパイスカレーのレシピ

<材料4人分>
鶏肉  450g
玉ねぎ 大1個 300g
トマトホール 1缶(トマト二個) 300g
ニンニクチューブ 小さじ3(1片すりおろす)
生姜チューブ 小さじ2(1/2片すりおろす)
ヨーグルト 1/2カップ
塩 小さじ1
サラダ油 大さじ3
蜂蜜小さじ2
水(鶏ガラスープ) 500ml(500mlはスープカレーっぽくなったのでお好みで水分量調節してみてください)

:スパイス1
クミンシード小さじ1
スターアニス 1個
クローブ 6粒

:スパイス2
クミンパウダー 大さじ1
コリアンダーパウダー 大さじ1
カイエンペッパー(レッドチリペッパー)小さじ1
シナモンパウダー 小さじ1/2
カルダモンパウダー 小さじ1/4
ブラックペッパー 小さじ1/4
ターメリック 小さじ1

:スパイス3(仕上げ)
ガラムマサラ 小さじ1

スパイス2はあらかじめ混ぜておく。

①鶏肉は食べやすい大きさに切る。玉ねぎは粗いみじん切り、生のトマトは湯むきしてざく切りにする(ホール缶はそのまま)
②鶏肉をうすく焼き色がつく程度に両面を焼いて皿に取る。
③厚手のなべにサラダ油大さじ3を熱して、スパイス1と香菜の根の微塵切りを入れて1-2分軽く炒めて、クミンがぱちぱちするのを確認(テンパリング)。玉ねぎを入れて、塩を4つまみくらい入れて玉ねぎを中-強火で飴色になるまで炒める。6-8分程度炒めてしっかりと焼き目がついたら、50mlの差し水をしてさらに水分飛ぶまで炒める。
③ニンニクと生姜を入れて、中火にして1-2分炒める。
④トマトを入れて形がなくなるまで強火2-3分炒める。
⑤スパイス2、塩小さじ1を加えてさらに強火で2-3分、全体がねっとりするまで炒める。
⑥②の鶏肉を戻して、プレーンヨーグルトをいれて、中火で肉が全体に白っぽくなるまで炒める。
⑦水(鶏ガラスープ)を入れていったん強火で沸騰させて、弱火で30-40分程度煮込む。最後、スパイス3の仕上げのガラムマサラを加えひと煮立ちさせる。
⑧香菜を入れてかき混ぜて弱火で煮込み香りをつけ、最後にお好みで蜂蜜を入れて味を整える。

*レシピ動画
tiktok
https://vt.tiktok.com/ZSJLeH5pS/
Instagram
https://www.instagram.com/reel/CK2ieO-n2LX/?igshid=wt72i2wx9ztf


タンドリーチキンのレシピ

◎材料
鶏肉 540g
塩 小さじ2

無糖ヨーグルト 大さじ5
すりおろし生姜 小さじ1-2
ニンニクチューブ 小さじ1

:スパイス
カイエンペッパーパウダー 小さじ1/2
クミンパウダー 小さじ1/2
ターメリック 小さじ1/2
ガラムマサラ 小さじ2
カルダモンパウダー 小さじ1/2
黒こしょう 少々 4つまみくらい

①食べやすい大きさに切って、フォークで穴を開けた鶏肉と塩を揉み込み20分放置
②①に、生姜、ニンニク、ヨーグルト、よく混ぜたスパイスを加えてしっかりと揉み込み2時間以上冷蔵庫に置いておく。ヨーグルトでお肉が柔らかくなります。一晩寝かすと味がしっかりと染み込み、さらに柔らかくもなるのでおすすめです。
③冷蔵庫から取り出ししっかりと常温に戻す(30分-1時間ほど室温に置いておく)。
④フライパンにオリーブオイルをいれて強めの中火で熱し、鶏肉の皮目を下にしてこんがりと両面を焼く。 焼き色がついたらふたをして、弱火でさらに5-6分ほど蒸し焼きにして完成。

まとめ

スパイスのレシピ、他にもたくさんありますが、今回は二つ紹介しました。スパイスは他にもたくさんの種類があるので、いろんな組み合わせで作るのもありですね。まだまだ未知の領域です。
スパイスの効能も知った上で料理に取り入れることで、よりスパイスの世界に魅了されること間違いなし。
あ、パウダーを扱う際は、くしゃみが止まらなくなります。注意してください。

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