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架空の世界を想像することは向いていなかった

逝ってしまった柴♀ベル

自分だけの自由な世界で彼女を思うままの姿で存在させる

そこで彼女は
私と共に居る

そんな事を考えてみた

いざ
想像してみようと思うと
何をどう設定するか

そこがもう違った

何かが勝手に湧き出て欲しかったが
そうはいかなかった

無から何も出てこない

頭の中は過去に自分が知る誰かの設定した想像の世界しか出てこない

べルとの世界
A設定はココが嫌だな
B設定はアソコがちょっとね

そんなふうにしか働かない

組み合わせていいとこ取りの世界
しかし、そこにベルを住まわせてたところで楽しくもなんともなかった
そんなものを望んではいなかった

ベルを自分の想像の世界に住まわせる
そんなことは意味がなかった

やはり彼女は亡くなって
一緒に居られるわけがないのだ

それをしっかり噛みしめること
それこそが彼女が確かに存在していた事を更に印象づけるのだ

彼女を実際に感じたくて
想像の世界でって思ってみたりしたが

その考えは向いていなかった

現実を想像で覆ってみようとしても何の意味もなかった

現実は現実でしかなく
今を生きることしか出来ない

結局はそういうこと

彼女の居ない世界
そこに私は生きている

とてもとても
厄介な人と言う生き物

リアルな世界でしか生きられない

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