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人を頼る、許す、愛することの難しさ

幼いころは、他人を善悪で見ることもなく素直に接していたと思います。(まあ幼いながらにいろいろ思うことはあったけれど)
ただ、学生になったり社会に出て沢山の人の中に入っていったとき、どうしても裏切りやひどい扱い、辛辣しんらつなことばや態度を浴びせられるなどいろいろ出てきて、徐々に人を信用する、信頼することが難しくなっていった。

自分で自分の身は守らねばならない、自分が頼れるのは自分しかいないような気持が出てきてしまった。

同時にそのことが、人に頼る、許す、愛することを遠ざけていったように思う。人に対する不信感、猜疑心さいぎしん、壁をつくってしまう‥‥自分を守るために。

この年になってよくよく考えてみた。

人って自分が深く愛されているとわかると相手を信じられる。例えば無邪気な存在、赤ん坊や動物、自然、わんこや猫などペットを飼っている人はよくわかっているかも。
相手が何の悪意や邪心を持たず自分をみて接してくれることで、こちらも自然と心を開き、その存在を愛したり、接したり、お互いを心で支えあえるような関係になれることを知っていると思う。

自分の中に、人に対して、不信感をもったり壁をつくってしまうのが嫌だなと思うことがあるなら、心の奥ににがい過去があってもそれを持ったままで、勇気を出して信じてみる、笑顔や感謝、助けを求めてみる。けだと思ってみてもいいと思う。こちらから相手を愛を持った目で見てみる、接してみる。(ここでの愛はLOVE恋愛的な愛ではありません笑)大きな目で見てみる。もちろんだれかれ信じろではなく、この人ならと思う人を信じてみる。

これが人に頼る、許す、愛することにつながっていくんじゃないか。そうすることで自分をも許し、愛することができるっていうオマケもついてくる。

過去につらい目やひどい目にあってきた場合、焦る必要もなく、少しづつ、1mmづつでもそんな目をもって見ていく。そうすることで、いつか自然に相手を頼ることができたり、お互いがお互いを支えあえる、そんな仲になれるんじゃないかな。相手との新しい関係や可能性が見えてくるんじゃないだろうか。
                     今、わたしは練習中です笑。


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