これだから一人旅はやめられない〜振り返り編〜
今日も今日とてぼっちな29歳男性な私の徒然日記、早速2回目です。
アプリを開くとトップに『みんなの旅行記を読んでみませんか?』と出てきます。
GWですもんね。
そんな運営側の企みにしっかり乗っかって、私もこれまでの一人旅について振り返って書いてみたいと思います。
ちなみに私はこのGW、お仕事もあったので愛知県に留まっておりました。
私の初めての一人旅の行き先は長野県でした。2020年秋頃、当時26歳です。
コロナが怖かったですが、禁制が自粛に切り替わり始めた時期で、けどまだ人の行き来が控えめだったので寧ろ遠出するのに絶好のタイミングかなと思ったのです。
初めての一人旅は大変でした。
何が大変って、各種手続きや食事です。
ホテルの予約の仕方からチェックインの仕方までよく分からなければ、ホテルマンにどんな話し方をすれば良いのかもよく分からない。
周りからすれば大した事のない内容でも、私からすればこれすら「なんと話せば良いか分からないから怖い」なのです。
あと、一人で飲食店に入るのもとても勇気が入りました。
折角の旅行なので旅先名物を扱うお店やら有名店、その他個人経営のお店にも入ってみたいもの。
昼飯はたしか駅弁で済ませたので、初めての旅先での食事は晩御飯となり、駅前にある人気そうな居酒屋を選びました。
ただ、気持ちこそあれ入店するには大変な勇気が必要でした。
そのドアを開けちゃえば済むのに、なかなか手を伸ばせない。
そのお店は暖簾が付いてたので、尚更敷居が高く感じる。
店前を行ったり来たりして、他にお店ないかなとスマホで調べたり周辺を散策してみたり…
けど、当時は絶賛コロナ禍なのでまだ閉店してたり時短営業しているお店が多く、選択肢も少ない。
そんなこんなで店周辺を1時間程ウロウロしてから意を決して店のドアを開けます。
「………やっと入れた…」
いやいや、自分がビビって入らなかっただけだろう…
そのまま席まで案内していただき、メニュー表を渡されます。
「………どうしよう、何をどう注文したら良いか分からない」
困りました、1時間ほどかけて折角お店に入れたのに、次は注文にビビってたのです。
一人居酒屋ってだけでハードル感じるのに、見慣れない料理名や金額を見て、余計よく分からなくなったんだと思います。
そして注文に時間をかけてるので店員さんの視線を益々強く感じてしまい、私のビビリ具合に拍車がかかります。
メニュー表を渡されてからおそらく10分後、ようやく日本酒を一つ注文できました。
注文できた事自体にすら感じちゃう謎の達成感とお酒の力によりようやく私の中の重しが取れて、その後は少しづつ注文をする事が出来るようになり無事晩御飯を済ませられました。
一人暮らしは出来てる筈なのに、一人旅になると途端に色んな事に緊張して難しさを感じるのって、何故でしょうね。
この長野旅行を皮切りに、その後は金沢・千葉・福井・岡山と一人旅をしてきました。
ホテルの手続きは流石に慣れましたがまだまだ慣れない事も多く、飲食店への入店は今も緊張しっぱなしです。
先月の岡山旅行で入店した居酒屋でも、何を注文したら良いか分からずやはり10分ほどメニュー表と睨めっこ。
迷った挙げ句メニュー表端にある「大将のお任せ3選(金額表記なし)」という甘い言葉に釣られて注文したら、会計時にそれだけで7,000円くらい請求されてビックリしました。
とっても美味しかったですけど、金額表記なしのメニューは本当に注意しないといけないなと思い知らされました…
そんな緊張や失敗?をしつつも、一人旅を終えるととても満足感があります。
初めての土地に行ける喜び、一人で動ける喜び、一人だからこそ出来る経験への喜び、昔と比較して少しづつ慣れてきてる事への喜び…
たぶんこんな感情達が、私の一人旅の後押しをしてくれてるんだと思うんです。
これだから、一人旅はやめられません。
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