これだから人混みは優しくも難しい

今日も今日とてぼっちな29歳男性な私の徒然日記、4回目です。

私、人混みは嫌いではありませんがとても苦手です。

冒頭から何を矛盾じみた事言ってるんだという感じですが、私なりの明確な理由は(たぶん)あるんです。

その場に合わせた対応、その人に合わせた対応をするのって、社会で生きる上で当然に求められがちじゃないですか。

会社にいる時の自分、知人といる時の自分、サークルにいる時の自分、家族といる時の自分。

以前と比べれば多少は人付き合いの仕方がマシになりつつも、それは別に自分が成長したからではなく経験を積んで人付き合いの技術が少ーし上がっただけ。
内面の自分は今でも昔の位置で足踏み状態。
そんでもって少し躓けば一瞬でボロが出てコミュ障炸裂、せっかく築いた関係に亀裂が入る恐れがございます。

いやー、社会人やるって疲れますわ。

しかしそんな私でも、人混みに入ると妙な安心感があるのです。
人混みの街中、列車内、観光地、その他諸々。
そこにはサラリーマンもいれば家族連れもいて、学生さんも、海外の方も、ゴスロリ衣装をまとった女性も、女装した見た目おじさんな方も、多種多様にいらっしゃいます。

そんな中にいるとなんかこう、「有象無象の中の1人」「何者でもない誰か」になれている様な感覚を得られているような気がするんですよね。

そんなこんなで休日になると名古屋駅とかに遊びに行きがちな私ですが、人混みにいますと別の問題が出てきます。

『視線をどこに向けたら良いか分からない問題』
です。

電車内が特に分かりやすいような気がするのですが、皆様は目のやり場に困る時はございませんか?

基本はスマホとかを見るために下を向いてますが、ずーっとそのままとは中々いかないもの。
しかして視線を上げればそこには人・人・人…

人と直に目が合えば気まずいし相手から
「え、なにあいつ、私のこと見てんだけど。きっしょ。」
と思われるリスクがあります。

外の景色を見ようとしても、その視線の射線上にいる人、窓ガラスに写っている人と目があってしまい、やはり同上になるリスクがあります。

じゃあ社内ポスターを読み続ければ良いのか?
無理ですね飽きます。

じゃあもういっそ一点に集中せず色んな所を見ちゃう?
はい、落ち着きの無い不審者の完成です。

そう、電車など人に囲まれている場所では視線を上に上げるのはリスクが高く、もはや下を向いてスマホとか見ておくのがマナーですら有り得ます。

人混みは日常で負うストレスを紛らわすには割と便利な優しい世界になり得るますが、そこにはやはりそこなりの過ごし方があるのです。

これだから、人混みは難しいのです。

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