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ダイバーシティ工房に興味をお寄せいただいたあなたへ

はじめに

数ある企業の中で「ダイバーシティ工房」に興味を持ってくださり、ありがとうございます。
こちらの文章はダイバーシティ工房の求人に興味がある、応募しようかな、と思っている方に向けて、書いています。

私たちは興味を持っていただいた皆様へ最大限の配慮と気づきを与えられるような面談/面接をすることを心がけています。ダイバーシティ工房への興味・関心の度合いによって、面談・面接の内容も柔軟に変更しながらお話しさせていただいています。

今回はみなさんが選考を受けていただく前に「ダイバーシティ工房はこんなスタイルで選考をしているんだな」と知っていただくために私たちが考える選考やその背景をお伝えしていこうと思います。

私達が考える選考とは

私たちダイバーシティ工房では選考のプロセスを「結婚や、人生のパートナー選びのようなもの」だと思っています。

ご縁をいただいた経路によって少し変わりますが必ずどの方もご対応いただくのが
・書類選考
・面接
・職場見学/職場体験
です。

最初は履歴書や職務経歴書で私達の仕事で活躍できるかどうか、希望する業務がうちでできるのか、希望する働き方や収入がうちの職場でできるのか、双方の理想にズレがないかを面接の前に確認するプロセスが書類選考です。

ここで大幅にズレている場合は、双方時間の無駄になってしまうので、残念ながらお断りをすることもあります。

面接で「履歴書やプロフィールでは表現しきれない思想やひとがら」に可能な限り向き合いたいなと思っています。

実際にお会いして話す時間は、その人の人となりや雰囲気がダイバーシティ工房と合うか、お話ししていることにパッションを感じられるか、本当にその人の生きてきた背景から出た言葉なのかをぜひお話しさせていただきたいと思っています。この気持ちや思想に関しては、何か正解があるようなものではないです。

素晴らしい成果を聞きたいわけではなく、あなた自身の等身大の言葉で成功体験よりもむしろ失敗体験を聞きたいな、と思っています。

なぜかというと、物事がうまくいっている時よりうまくいかない時こそ、その人の強さや弱さが見えるから。そしてうまくいかない現実にどう向き合ったのか、その時助けになった人やモノは何だったのか。その体験が今にどう生きているのか。そんなことをお聞きできると、「その人らしさ」が見えてすごく嬉しいのです。

フルタイムで働きたい人とは、より働く時間が増えるので、職場体験をしていただきます。各職種に合わせた場所や会議、時には合宿にまでご参加いただきます。

ダイバーシティ工房でもしマネージャーや経営企画室など、代表のワタシ不破と働きたいと思う方は合宿(一緒の場所に泊まって、食べたり、飲んだり)するのが苦痛じゃない人がいいなと思っています。

創業期から合宿がなかった年は(コロナ中)を除いてありません。
最初は自宅の庭にあった自在塾で、その後は新築した不破の自宅で、それから市川市の大町少年自然の家や、若洲公園キャンプ場など。合宿の歴史や必要性については長くなるのでまた別で書こうと思います。

各事業の選考

各事業部によっても多少選考で大事にしているポイントは異なりますので、お伝えさせてください。
ダイバーシティ工房では大きく下記4つの事業を展開しているのですが、それぞれの事業内容に応じた選考をいくつかご紹介します。

【学習支援編】
学習支援事業部に応募される方は、必ずどこかの教室に実際行っていただきます。模擬授業の実施や授業見学をしてもらい、見学時には見学シートに記録をしてもらいます。記録の取り方を見ると、その人がどんな視点でこども達を見ているのか、授業する上で講師がどんな意図で授業を組み立てているのか。応募者さんの見える世界観を見学シートから教えてもらいます。

また、生徒との関わり方やその教室にいて違和感がないか、一緒に働くことがイメージできるかなどその教室の職員からも意見をもらいます。

【生活支援事業部】
自立援助ホームの現場実習では入居者とご飯を作ったり、食べたりと入居者とのコミュニケーションの取り方や、入居者からどう見られているか、などを確認しています。自立援助ホームは1人で勤務する時間が長いので、入居者とちょうど良い距離感で接することができるか、が働く上で大事なポイントになります。

とても少ない人数で運営しているので、経験や能力と同じくらい今いるメンバーとの相性も大事にしています。あれこれ対等に言い合えて楽しめる関係性が作れると楽しいですよね。

【保育事業部】
保育事業に関しては、運営する2つのおうちえんのビジョンに共感しているかを1番よく見ています。

保育に関しては個人が育った環境や、元々働いていた保育園の特長やこだわり、保育方針が実際の保育をする上でとても影響するように感じています。

自分のこだわりも持った上で、おうちえんの保育方針を理解できること、乳幼児の発達に関しての深い知識とリスク管理を学び続ける姿勢が法人内でも1番求められる事業です。

医療的ケアが必要な子や発達遅滞がある子など、働いている家庭もそうでない家庭も、今保育園に来ていない家庭のことも含めて、全てのこども達が家庭以外の場所でも伸び伸び育っていける環境をつくることに情熱がある方にぜひ来て欲しいです。

【その他のポジション】
経営企画室やマネージャー、総合職へのご応募の方はマネージャー層と関わることや広報、人事、財務など管理部門の業務だけではなくワタシ不破と一緒に新規事業の立ち上げに関わる機会も少なくありません。

そのためその人のこれまでの職歴やマネジメント経験はもちろんですが、組織文化にマッチするか、今いるメンバーと協力してスムーズに仕事ができそうか、日常的に起こる変化を楽しめるかを重視しています。管理部門は代表を含めフルリモートで働く職員も複数人いるため、サイボウズやSlack、ZOOM等のオンラインでのコミュニケーションに抵抗がないことは必須になると思います。

上記のことを確認させていただくために、マネージャーが集まる会議へのご参加や、一緒に働くであろう人達と、働き出したら行きそうなカフェなどにご飯やお茶をしにいくようにしています。

どんなにスキルや経験がマッチしていたとしても、一緒にご飯を食べたくない人、お茶したくない人、プライベートな話に興味を持てない人とは長く一緒には働けないと思っているからです。

ちょっと戸惑うかもしれませんが、お茶してみて「何か色々話しちゃった。楽しかったな」も大事ですし、「全然楽しくなかったな、今後も一緒にご飯を食べるなんて無理」と思っていただくのも大事です。やはり大事なのは相性なんだと思うからです。

ダイバーシティ工房が選考時に大事にしていること

各事業部によって多少面談や面接で見ている観点は異なるのですが、どの事業でも共通して大事にしていることがあります。

  • これまでの人生で何があって、どんな価値観で生きてきて、どんなこだわりがあるのか

  • 自分はどんな人なのか(できること、できないことを自己認識しているか)

  • 暮らす上での違和感や理不尽さを抱いたことがあるか

  • どんな経験を経てダイバーシティ工房で働きたいと思ったか

などをお聞きしたいと思っています。

個人のビジョンとダイバーシティ工房という組織のビジョンが重なる部分があれば、きっと働くことで成長もできるし一人ではできないことを達成することもできると思います。

働くことは人生の大部分の時間を占めますし、1人ではできないことに挑戦でき、プライベートでは出会わない人と話したり、共に学んだり、悩んだりする機会を持つことができます。

だからこそ、働く場所はこだわって探して欲しい。そして働くことを楽しんでほしいと思っています。

ワタシ自身、働くことに何を求めているか?を2022年に10周年を迎えたことを機に改めて考えてみました。

そこで出てきた自分なりの言葉は「ビジョンに自分自身が共感しているから」というシンプルなものでした。ビジョンが表すものは、生きていく上で当たり前に欲しい日常だからです。

このビジョンに共感してくれる人と一緒に1人ではできないことに挑戦して、一緒に笑ったり、怒ったり、美味しいものを食べたり、プライベートなことを相談したり、そんなことが楽しいから、ここで働くことを続けています。

私自身がダイバーシティ工房の一ファンであり、これからもファンを増やしたいと思っています。ファンの形は一緒に働くことかもしれないし、雇用関係ではなく、プロジェクトベースの関わり方だったり、時にはどこかの拠点に子どもが通う保護者だったり、寄付だったり。

これを読んでくれている人と、どこかでお話しできるのを楽しみにしています。そして一緒に働けることを楽しみにしています。

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ダイバーシティ工房というNPO法人を作って「本当に」やりたかったことについて書いています。


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