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【DAY42】私はかなりの米好きですが・・・

「米好き」は、正確に言うと「白米好き」ですね。
ただ最近は、パーソナルトレーナーのアドバイスもあって、「玄米」に変えてます。以前も玄米をメインにしていた時期はありましたが、やはりGI値が低いということで、現在は自宅では必ず玄米、外食時も食べられるところでは玄米を食べるようにしてます。

ちなみに白米のGI値は88で、高GI値食品となりますが、玄米のGI値は55で、低GI値食品と言えますね。
ご存じの方も多いと思いますが、GI値は食後の血糖値の上昇スピードを食品ごとに表した数値です。値の低い食品は糖尿病の予防や肥満防止に効果があると言われています。

最初の頃は、玄米にいささか抵抗感がありましたが、今は全然なくなりました。
個人的にはやはり白米のほうがおいしいとは思いますが、玄米もそれほど気にはならなくなりました。

「ササニシキ」の玄米、おいしかったですね。

もちろん好き嫌いというか好みはあるので、意見は分かれるかと思いますが、いろいろ食べたなかでは、私は「ササニシキ」の玄米がいちばんおいしかったですね。あっさり系のお米が好きですし・・・。
ただ、スーパーではねぇ、ほとんど売ってない(笑)。

「コシヒカリ」とか「あきたこまち」など、一般的な銘柄米はどこでも売ってますが、「ササニシキ」は置いてない。昔は「コシヒカリ」か「ササニシキ」ってくらいに一般的だったんですが…。
もちろんネットでは買えますが、ちょっとお高い気がします。

ちなみにあっさり・しっかり系の頂点は「つがるロマン」というお米です。白米でしか食べたことがありませんが、これも、とてもおいしかったですね。玄米は「ササニシキ」よりもお高い気がします。このあたりは需要との兼ね合いでしょうね。

今は「ふく姫」というコスパのよいお米の玄米をいただいてます。10キロで買ってますが、これもなかなかおいしいですよ。

「一物全体」って、ナニ?

「一物全体」(いちぶつぜんたい)という言葉がありますが、ごくカンタンに言っちゃうと「食べ物はまるごと食べてなんぼ」という考え方ですね。玄米は、その代表格とも言えるものかもしれません。

白米から100%玄米にスイッチされた方、三分精米や五分精米などのいわゆる「分づき米」で食べられている方など、結構いらっしゃるのではないかと思います。
ちなみに私は精米してない玄米をいただいてます。

玄米のメリットとは・・・。

カンタンに言うと、「栄養成分が豊富」。お米の収穫後に、もみ殻だけを除いたものが玄米ですが、「胚芽」(はいが)、「ぬか」(果皮・種皮など)、「胚乳」(はいにゅう)の構造でできています。

胚芽やぬかには、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富に含まれています。
また、ぬかと胚芽を削り取って、胚乳(はいにゅう)だけにしたものが白米なんですが、そのぶん玄米よりは栄養が劣りますね。ただ、消化がよく、胃腸を穏やかに保つのが特徴。体内への吸収率が高いので、少量でも栄養を摂ることはできます。

玄米に含まれるセルローズ(不溶性食物繊維)は、腸の運動を助け、有害物質を体外へ排出すると考えられています。「ダイエットにいいんじゃ?」とよく思われますが、別にカロリーが低いわけではありません。噛みごたえがあって、咀嚼する回数が増えるので、少量でも満腹感を得やすい面はありますね。

玄米独特の甘みを味わうには、濃い味付けや脂っこいおかずよりもあっさりとした野菜類と相性が良いですね。なので、自然とカロリーオフの食事に傾くんじゃないかと思います。

玄米のデメリットは…。

残留農薬や栄養吸収阻害の可能性が指摘されてたりはします。
前述のとおり、玄米は精米される前のまるごとのお米ですが、データによると約80%の残留農薬はぬかの部分に見られるそうです。もちろん、洗米することでぬかは流れ落ちますので、そんなに心配する必要はありませんが、自然栽培、有機栽培されたものを選べば、より安心ではありますね。

まぁ、きちんと洗米してから食べたほうがいいということですね。ヨゴレや石などの不純物も混じっている可能性もなくはないですし…。

また、玄米の栄養成分「フィチン酸」は、抗ガン作用も期待されてますが、一方ではカルシウム・リンなどのミネラル吸収を妨げる作用もあります。
(財)日本食品分析センターでは、「フィチン酸は機能性と『キレート作用』によるミネラル吸収の阻害性という両面を持つため、この成分とうまく付き合っていく必要がある」と発表しています。

そのため、玄米を食べるときには、カルシウムやミネラルが豊富な海藻とか野菜を積極的に摂るといいそうです。骨折中の方や、高齢者、育ち盛りのお子さんの摂取には注意が必要かもしれないですね。

ちなみに「キレート作用」について補足しときます。
「キレート」というのはギリシャ語で「カニのはさみ」という意味でして、「カニのはさみのように挟んで排出する作用(効果)」という意味になりますね。


私は玄米ベースで調子がいいので、しばらくそのまま行きたいとは思ってますが、一般的には上手に使い分けるといいのかもしれませんね。

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