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8、身体は食べたものが変化したオバケだ

目次

・食べ物で体はどうなるのか?の体験

・食べないほうが良い物があるとき

・両親に謝り、感謝をする日々。

・学んだことを実践し伝える日々に



・食べ物で体はどうなるのか?の体験

「食べたもので、身体、精神の変化が起きる」という事を、

身をもって知ることになります。


何でもないと思い食べたとしても、

身体はストレートに反応を起こして具合が悪くなります。

また反対にすぐに元気になり

ウキウキ楽しくなることもあります。


食べ物は即効性がありますが、敏感な人、

自然食をして化学物質を利用していない人が

明らかに反応があります。

この食事に切り替えてからすぐに浄化の洗礼を受けました。


同じ食べ物を繰り返し何度も食べてみて体験しながら、

1回目は?2回目は?3回目は?と、確認していきます。

その食べ物の性質は3度目には、

やっぱりこれが正解となり確信します。


例えばじゃが芋です。

我が家はじゃが芋が大好きで

母がしょっちゅうふかして食べさせてくれました。

それがおやつでしたし、

昔の母時代の世代は戦争中でこれしかなかったのです。

ふかしたジャガイモに片栗粉と砂糖を入れて

団子にしたものをフライパンで焼いて、

バター醤油で食べるのが北海道のおやつです。

とても美味しいのです。


懐かしくて食べてみると、

指がピーンと吊り手のひらのほうへ折り曲がりました。

しばらくすると戻りますが痛いし、

ビックリして不安になります。


それと感情の変化は、疑い深くなるのです。

普段は何とも思わないけど、じゃが芋を食べた時だけ、

この感情が出てきて驚きました。

3回目で、やっぱり同じ現象が起きて、

じゃが芋に間違いはないと断定できました。


例えば、

主人は家で仕事をしていて24時間一緒にいるのに

浮気をしているのでは?と疑うのです。

そんな兆候も、

行動も起因するものなんて何もないのに、不思議です。


食べ物の性質や個性が

食べた人に移ることがこれでよくわかります。


と言うのもじゃが芋はイモの仲間ではないのです。

イモではないのにイモと呼ばれ、

茎の部分がプーっと膨れているので、

自分でもアレ?と

自分が良くわからずにイモになっているのです。

自分のことをイモ? 茎?と

疑いながら生きているわけです。


だから食べ物の怨霊って怖いのです。

食材の気質をそのまま自分の中に取り入れてしまいます。

パンは夢がどんどん膨らんで制限がありませんし、

牛肉、乳製品は現実に繋げて物質欲が高くなります。

肉はさらに殺されるときの血の汚れがありますから、

過敏な方はよく理解できます。


野菜は特にグリーンの葉物たちは、平和でおとなしく、

今あることに十分満足して生きています。

足るを知ることができていますね。




・食べないほうが良い物があるとき

また部屋に誰もいないと、誰も見てないし、

自分だけの秘密と思い、

悪い心がニョキニョキと出てきて悪魔がささやきます。


人前では、食べられないからと断り、

ずっと我慢していても、誰もいないとこうなるのは、

人間の悪いところです。


悪いことをしてるという後ろめたさと、

冒険のワクワクした気持ちが高まり、

ポッキーを1本食べたら、

すぐにピーっと下痢をしてしまいましたし、

ヨモギ饅頭が仏さんの棚にお供えしてあったので、

なんで私が食べられないものがあるんだと、

怒りが出てきて、ギュッと饅頭を握りつぶして

ごみ箱にバコンッと投げつけたこともありました。


母が自然食のパンだから食べれるかと買ってきてくれても、

「それを食べさせて私を殺す気か?」と

心の中でしたが悪態をつきました。

大事にされて当たり前、

愛されて当たり前の自分でしたから、

そうされないことにイライラしましたし

悲しかったですし、生きにくさがありました。



・両親に謝り、感謝をする日々。

こんな私だから、

重い病気になってもしかたがない、と思います。

だから、気がついた時に両親に手をついて謝りました。

「ごめんなさい」と。


自分のことしか考えていなくて、

周りに感謝も無くて、愚痴ばかりの私でした。

不幸な人生で当たり前でした。

ガリガリに痩せるほど、毒が溜まっていたのですから、

病気は治らず慢性病になり、

一生おつきあいしなくてはいけない体です。


自分の今までを懺悔し、悔い改めて神仏に祈り、

自然の叡智に畏れて、敬う日々となります。

もっと元気に動けるようになりたい一心で、

勉強と研究を継続していきます。


少しずつお小遣いをためていて、

まとまったので東京に出て講義を受けに行きました。

マクロビオティックの本拠地である

リマクッキングスクールの1日体験入学では、

中級編でお手当を教えてくれました。


朝は食べず、昼にクッキングスクールのご飯を食べて、

夕飯は都内の自然食レストランで食べました。

骨皮でヨタヨタ歩いていましたから、

周りの人が避けて歩いてくださり、

誰かにぶつかることはありませんでしたし、道も迷わずに行けました。


伊藤先生には、まだ東京に行くには早いと言われましたが、

こんなに元気になったのだから大丈夫と出かけたのはいい物の、

やはり夜になると微熱が出てきて、心細くなりました。


大谷ゆみこ先生の未来食講座や、

大森一慧先生の料理教室で基礎を習いました。

3か月東京に通い、溜めたおこずかいも使い切り、

さあ、これからどうしようかと言うときに、

札幌のマクロビオティック講演会で知り合った方が

こちらに転勤になるから会いましょうと連絡がありました。



・学んだことを実践し伝える日々に

勉強した情報が新鮮に残っていたので

彼女に話し出すと止まらない勢いで、

こんなに話せるなら料理教室をしたらよいと勧められて、

友人を2人連れてきてくれてサークル会が始まりました。


丁度アトピーの会員でもあり、

その会員の人たちにも料理を教えてあげることになりました。


楽しいし、学んだことを良い情報として受け入れて

楽しんでくれて応援されてから1年が過ぎ、

こんなに楽にできて楽しいから継続したいなと、

名前を考えてくださいと、神様にお願いしたら

「げんすいえん」という音が降ってきました。

そこで「玄水円」と漢字を当ててサークル活動に入ります。


「玄」は、宇宙の始まり。

「水」は、湖水の薄緑色の翆をイメージ。

「円」は、ご縁がある人と手をつないで丸くなる。

このイメージで、書きやすく覚えやすい漢字を当ててみました。


すると、玄米に水と塩(えん)を入れてご飯が炊けました。

まぁ!なんと素敵な名前になったのでしょうか。

これから料理教室ではずっとこの名前で活動していて、

宣伝もせずに、口コミで途切れることなく

サークル活動が継続できることになりました。


そして活動費からは、ニュースレターを郵送し、

赤字になるくらいでしたが、我が家の家計から少しずつ

おこずかいを貯めていきながら、また東京へ勉強に行き始めます。



大森一慧先生からは、

基本のお手当法、食箋、料理の陰陽、病気の治し方を学びました。

ですから、「からだの自然治癒力をひきだす食事と手当」

の本を皆さんにお勧めしています。

私もこの本を見ながら、

具合が悪くなった時に助けてもらったからです。

この時の体験が今、生かされて皆さんのお役に立っていると思います。


大森先生ご夫妻は、病気治しに重点を置いていて、

塩辛い食事が主な料理でした。

病人と一緒に寝て、同じものを食べて、

ショウガ湿布などのお手当をしてあげたそうですから、

私には真似ができないです。

ただ、あまりにも陽性過ぎる食箋で

短期に治すことが多かったために、

病気が治ると皆さん元の食事に戻ってしまわれたようです。


心が悔い改めて食べ物が食い改めて行くことで

一生元気に暮らせるはずなのにもったいないことです。


2度目にはもうそれほどの劇的な効果は得られませんし、

癌の場合は急に悪化してあの世に旅たちます。


ですから私は、完璧にせず嗜好品も1つだけにして、

体調を観察しながら、

無理なく毎日を楽しく過ごせるように工夫して、

気長に治すことをお勧めしています。


継続することができれば、

少しずつでも体調は変化して体力がついて

精神も向上していきます。


楽しめていけることができるようになると、

自分で作るご飯が一番おいしく感じるようになります。


さらに、欲が出て嗜好品を控えることが出来たり

止めることができる決心がつきます。

クライアント様たちもこのように基本食を目標にして、

少しずつ取り入れて軌道を修正してくださっていますが、

このほうが無理が無く楽しみながら経過が良くなります。



よろしければサポートをお願いいたします。今後の活動の励みになります。