『屍人荘の殺人』【予告編】の功罪…。

 現在公開されている『屍人荘の殺人』では「予告編とは違う!」と怒っている人がいるそう。【予告編】でミステリーと思ったら〇〇〇が出てきて、出演者目当てに来たのに途中で消えたら怒るのもわかります(^_^;)。個人的にはもそれほど怖い訳でもなく、映画としては楽しめました。
【予告編】と映画の中身が違うのはよくある事なのだが、『ヒューゴの不思議な発明』のように【予告編】と内容がまったく違っていて、おそらく見に行った人の感想が最低で、映画が名作なのに思ったほどヒットしなかったのではなかろうか?と思う映画もあります。
 最近は沈静化したが、とにかく劇場に観客さえくればいいんだっという考えなのだろうがかなり【予告編】と【映画本編】かけ離れた作品も多かった。
 また、数年前問題になった『ドリーム』のタイトルの問題。当初『ドリーム 私たちのアポロ計画』とつけられており、実は主人公達は《アポロ計画》には一切関係していない映画。主人公が関わったのはNASAの《マーキュリー計画》でタイトルで歴史を変えちゃいかんでしょうし、このまま公開すれば問題になったでしょう。ただし、話題作りに最初の題名をつけたとしたら策士ですよね、映画会社は(笑)。

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