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またきっと聴くだろう

先日も書いように、この時期、無性にジャニス・ジョプリンを聴きたくなる。

夏の終わりを静かに見送る。
そんなジャニスの『サマータイム』は本当に心に沁みるのだ。

見送られる夏を思いながら、ぼんやりとと考える。
よく彼女の声を評して「魂の…」と表現されるが、生き急いだ彼女の魂は何を伝えたかったのだろう。
澄み渡る声とは程遠いハスキーボイス。
それでいて、誰よりも無垢な、時に、純粋が故の危うさすら感じてしまうその声。

多分これからも、夏の終わりには聴き続けるだろう。

またこうして、夏を見送るのだ。

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