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【追記あり】30を過ぎても子供が欲しいと思えない10の理由


2019年には出生率が90万人割れ、少子化が叫ばれている昨今。コロナの影響もあり、2020年、21年の出生率はさらに減りそうだ。

案ずるより産むが易し、とは言受けどなかなか「産もう!」と思えないのも現代人。

私もそのひとりでいまだかつて「子供が欲しい!」と思えたことがない。

子育てを取り巻くメディアの情報はネガティブなものが多く(そちらの方がPVが稼げるからだろうが)、心の中では出産を後悔しても口に出す人は稀で、子育て中の人の本音の本音というものはなかなか伝わってこない。

"子供が欲しくない理由" などで検索すると、もともと子供嫌いとか、経済的理由とか、育った家庭に問題があるとか色々出て来るが、もう少し詳細な理由があるんじゃないかと感じている。

等身大のアラサーのモヤモヤを、この記事を機会に正直に言語化してみたいと思う。


1.同調圧力が効かない

私の性格的問題だが「みんながやってるから私も」という意識がほとんどない。もし同調力強め女子だったら、今頃ティファニーの結婚指輪を左指にはめて赤ちゃんをあやしていたかもしれない。

少子化の原因というのは意外にも幸せの多様化、 "同調圧力が効かなくなってきている" ということがあるのではないかと感じている。

周りにも早い時期から「私は子供はいらない」と宣言している同性は存在するし、結婚や出産に幸せを見出していない女子はまだマイノリティではあるが、少なからずいる。

「女というのは子供を産んで一人前」のようなスローガンを信じていた時代の方が出生率は保たれたのだろう。その時代であれば母性なくとも義務感から子供をもうけたかもしれない。

2. "女としての幸せ" って本当?という疑問

「出産は女性として最高に幸せな瞬間でした」と断言する女性はとても神々しい。自分がそうなったらと想像すると、命がけの出産を終えて、寝る暇もなく授乳したり、夜泣きをあやす日々が始まる・・・。その大変さを "幸せ" と言える人はよっぽど母性が強いんだなあ、となんだか人ごとに思えてしまう。

3.イライラのコントロールが難しそう

子育て中のママのブログなどが目に入ることがある。子供に対して「かわいい」と同じくらい見かけるワードが「イライラ」。大きな声で泣いたり叫んだり、想定外のことをするのが子供なので、そりゃイライラすることもあるだろう。

6年ほど前、出社前に金切り声で子供を怒鳴るスーツ姿のお母さんを見かけたことがある。幼稚園に送りに行く途中で子供がぐずって遅刻したのかもしれない。ただでさえ働いていればあるストレスやイライラ。ここに子供が加わって想定外のアクシデントがあったら、このお母さんのように発狂しない自信はない・・・。

4.ママ友問題が根深そう

よく聞くママ友問題。具体的にはどんな問題があるのかはわからないが、子供をめぐるマウンティングとかだろうか?子供同士が友達が故に縁がきれないなんていう話も聞く。

5.老後を助けてくれる子供は少数だろう

昭和前期頃までは子供=働き手だった。「子供がいないと老後面倒見てくれる人がいないよ」という、子供がいない人に対してのクリシェがあるが、日本経済の今後を辿っていくと、よっぽどお金をかけて高度な教育を授けない限り金銭的に面倒をみてもらうというのは難しそう。

というか、「老後はよろしく」なんていう親は子供も嫌なはず。経済状況によっては今後は想定より長く子供の面倒をみる必要がでてくるかもしれない。

6.育て上げても "毒親" と言われる可能性

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